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小麦の奴隷を卒業します🎓🍞

この記事5000文字近くあるので気をつけてください…15分から20分くらい読むのにかかるかもです😂

1.なぜ卒業するのか

小麦の奴隷といえば今世間からの注目が集まっている人気店で、開業1年足らずでFC展開もしており、既にFC店舗もあるくらいの注目度急上昇のお店ですが、なぜ辞めるのかをツラツラ
と書いていきます。

主に3点の理由が有ります!
①自分で商売をしたいから
②ストレスを溜めずに働くために
③自分の人生は自分で決めたいから

①自分で商売をしたいから

これまた抽象的な理由なので深掘りします。

⑴時間の大切さを感じた
これまで、大学生の時はアルバイトで給料を貰い、大学を卒業して信託銀行に就職をし給料を貰い、蝦夷マルシェに就職をして給料を貰い、小麦の奴隷に就職をして給料を貰う生活をしてきました。

常に雇用される立場にあり、毎月の給料をほとんど保証されながら、"時間"を気にして働くことが多くありました。そのどれもが大体時給1000円前後で、時間を増やすことで給料を高めるというような環境でした。

もちろんそれが全く悪いことだとは思いませんが、いつまでもその立場で生きていきたいとは思えませんでした。

例えば、時給1000円で朝から晩まで12時間働いて12000円を得る(便宜的に残業代含めずに考えます)のと、時給2000円で6時間働くのとでは同じ収入でも、自分に残された時間が倍も違います。

人に雇用されている間は常にその雇用者が決めた時間の中で働くしかありません。給料と働く時間は柔軟には動かしづらいのが現実です。

自分で仕事を創り出すことができれば、自分が働きたいだけ働いて、時間を生み出すことも可能です。

この時間の確保が自分にとって重要で、自分で商売を始めるきっかけにもなりました。

もちろんその全てが上手くいくわけではないし、時給が500円になるかもしれないというリスクを背負って決めました。

自分にとって一番大事なのは、自分の時間をコントロールするということなんだと最近気づきました。

自分の時間がないと勉強することも、娯楽に使う時間もなくて切り替えが出来ないですし、何のために生きているのかがわからなくなる時があったりします。。。

⑵自分ごとで仕事をする

⑴の続きではありますが、
『仕事を自分で作って短時間で働くとは言っても、自分で商売をしたら結局長い時間、仕事をしなきゃいけなくなるぞ』
というご意見は十二分に承知してます。
(時給500円になっちゃうかもよっていうこと)
(12時間仕事をしても6000円しか利益でないことがあるかもよってこと)

それで仕事の時間が以前働いていた時間よりももっと長いこともあるでしょう。
しかし、それが自分にとって苦しいかどうかは別の話です。

自分ごとで仕事をするのと、他の人が作り出した仕事をやるのとではモチベーションと懸ける思いも異なってくると思います。

自分で商売をしていたら、プライベートの時間すらも仕事につながる様に前向きに働きかけるのが当たり前になりやすいと思っています。(飲みにいく時間も仕事のうちだったりする)

実際、蝦夷マルシェで働いていた時は、店長という責任のある立場になったが故に、プライベートで旅行をしても、各地で名前を知ってもらうために地元の人とお話しさせてもらったりしてました。自分のための活動だと思うと、全く苦ではなかったし、むしろ話題にもなるので楽しかったです。

時間に限らず、自分がどういう気持ちで仕事をするかということも、僕にとっては非常に重要な点でした。

②ストレスを溜めずに働くために
これを聞くと誤解を招くかもしれないので、ちゃんと説明します。

人それぞれ自分にとって何がストレスになるかは異なると思います。
最近かねごんはそれがわかってきてて、何かというと、「人と働くこと」がストレスになっている可能性が高いことがわかりました。

これまた誤解を招くかもしれないのでちゃんと説明します。
いっしょに働いている人が嫌いとかそういうことではないです。

ただどうしても他の人と仕事をしていると、その人の行動が気になったり、自分がしていることを否定されるかもしれないと思ってしまったり、心配性なところが悪い方向に働きがちなのです。。。
あとは、何かミスをした時に自分一人ではなく、他の人に迷惑がかかるかもしれないと思うことが異常にストレスになります。

自分一人なら自分で責任を取れば良いので、ストレスは軽減されます。
人と働くことは僕にとっては少し難しいです。。。

加えて、人と"対等に"働くことに関しては、そこまでストレスにはならないと思います。
お互いに条件を定めて、その条件のもとで仕事を受けたり、断ったりできることはストレスになりにくいです。(仕事を発注して誰かにやってもらったり、仕事をもらって自分がやったりとか)


③自分の人生は自分で決めたいから
結局今までは人に雇われて、時間や給料や手法が決められて、その中でやりくりしてきました。

いわゆるサラリーマンですね。

大学4年生の時に就活をしていた時も、いつかは起業して自分で何かやってみたいなぁとふわふわと考えていましたが、やりたいこともやり方もわからず、なんとなく新卒採用で信託銀行に入社してサラリーマン生活がスタートしました。

信託銀行では営業がやりたいと思って入社しましたが、配属がシステム会社に出向でした。

全く銀行員とは程遠い分野で働かなくちゃいけなくなり、営業もできず、全く楽しくない日々が続きました。
営業への異動願いを出しましたがそう簡単には変わらないのが会社です。

人事部の判断で自分が働く場所や内容が決まっていくのが雇われ人の運命です。
(能力が高い人はまた話は別)

この社会人2年間で痛感したのは、結局、自分で自分の働き方や生き方を決められないことが自分にとって苦痛だということでした。

これを脱するためにもサラリーマンは辞めて、自分の力で稼いでいかねばならないと考え、まずは個人事業主として生きていこうと決意しました。

身勝手でわがままな決断ですが、自分の人生は自分にしか決められないし、責任は取れないので、あとで振り返ったときに、この決断が良かったと思えるように頑張るしかないですね。

小麦の奴隷にもかなり迷惑をかけてしまいますが、オニさんは

「かねごんは心配しなくていいよ。簡単には人は変えられないし、店もなんとかなるよ。」

と言ってくれました。
実際は次の担い手が短い期間でそんな簡単に来るとは限らないし、負担が半端ないのに、こんなことを言えるのはすごいなと感じました。

申し訳なさとありがたさを痛感するばかりです。

2.大樹町から居なくなるのか

結論から言うと、「居なくなります」。。。

どこに行くかと言うと、とりあえずは東京の実家に帰ります。

そして"いつ"帰るかと言うと『9月初旬』にと考えています。

北海道でお世話になった人や本州の友達の所を寄りながら帰ろうかな〜と思ってます!

節約のために車中泊です、誰か泊めてください。笑

3.今後の流れ

8月末まで:小麦の奴隷大樹本店にて勤務
9月初旬:大樹出発〜札幌〜函館〜青森〜仙台〜水戸〜墨田
1週間かけて東京都墨田区まで帰ります🚘

〜準備期間

11月:開業予定

2022年:日本一周スタート

詳しい事業内容はまた後日!

4.お世話になった皆様へ


2019年11月6日に大樹町に来て、約1年半。
たくさんの方にお世話になりました。
(たくさんお酒飲ましてもらいました)

蝦夷マルシェの時にお世話になった人、小麦の奴隷でお世話になった人、働く場所関係なく、優しく接してくれた人、本当にたくさんの人達にたくさんの協力をして貰えて、この北海道での生活を楽しめました。

雪が死ぬほど降って全然家帰れなくなったのは東京にいたら絶対経験してなかっただろうなぁ。雪かきありがとうございました!!

人口が少ない地域だからこそ、人と人との繋がりが強くて、都会では全く味わえないことを体験できて、貴重な経験となりました。

特に、蝦夷マルシェでは万里慧さんに、小麦の奴隷ではオニさんに本当に学ばせてもらうことがたくさんありました。

万里慧さんの愛の深さは異常です。
居候させてくれたり、今も安く住まわせてくれたり、マルシェを辞めてからもかなりお世話になってます。
前と変わらないノリで接してくれることが本当に嬉しいです。
いつまでも変わらないその愛の深さで大樹町を包み込み、町長になることを期待してます。その時は助成金ください!

オニさんは『こうすりゃええやん』が的確で瞬時に判断できて、すごいなぁ、と尊敬してます。
悩んだときに相談をしたら大体すぐに解決策が出てきて、経験の違いなんだなぁと痛感させられます。実際、小麦の奴隷を開業して1年で、安定的に利益をしっかり出し、FC化を進めて今では既に店舗が各地に出来ていて、TVからの取材も殺到していて世間からの注目もえげつないです。
こんなにスピーディーかつ的確に進められるのも年がら年中仕事のことを考え、常に改善〈ブラッシュアップ〉をしているからだと思います。
もちろんそれによる現場への負担はえげつない時もありますが、それをしっかりサポートしてくれる仲間も居るので、なんとか生きていってます。
ビジネスマンとして本当に尊敬しているので、今後の活躍にも本当に期待してます。睡眠時間削って働かなきゃいけない時もあると思いますが、死なないでくださいね…。笑

他にもお世話になった人がたくさん居ますが、文字にすると2000万字くらいになりそうなので、割愛させてください😭
飲みに行ったときに語らせてください!!

そんな大樹町は【ロケットの町】としても注目されていて、ホリエモンこと堀江貴文さんのオンラインサロンメンバーが行き来をする町で、多くの面白い人達に出会うことができました。

ロケットが打ち上がったり、新店舗が続々と出来たり、本州から人が来たりと、絶対に他の町にはない強みです。
今後、想像し得ないことも実現していき、今とは全く違う町になるポテンシャルがあるのです。(らしいです。)

地元で生まれ育った人はこのポテンシャルに気づかなかったり、過小評価することもあるかもしれませんが、すごい町ですよ!!!!

この町を離れることは寂しいですが、また必ず帰ってきます!

本当に色々と尽くしてもらえて楽しいことがたくさんでした!
ごちそうさまでした!!!

町で会っても無視しないでくださいね…🤣🤣🤣

あと、8月末までは大樹町に居るので、一緒に飲みに行って欲しいです…🍻🍻🍻


5.終わりに

仕事は生き方だと最近感じています。

仕事をどういう風に考えているかは人それぞれですが、お金を稼ぐためだけにあるとするなら、あなたはもし一生生きていくのに困らないお金を手にした途端仕事を辞めますか?

僕は辞めることはないと思います。

仕事は素敵な人に出会える機会を作る役割があったり、趣味になったり、もちろんお金を稼いでさらに追求したり、と良いことがたくさんあります。
もちろん仕事で余暇が無かったり、つらい思いばかりしてしまうのは本末転倒です。
(人それぞれだけど)

人によって"仕事"の捉え方は違うので正解はないですが、僕の仕事の捉え方は上に書いた通りで、多くのメリットを感じれるので続けていきます。
自分一人が生きていくのに困らないお金を自分の時間を自由に使って稼ぎ、余った時間で色んな人に出会って、たくさんお酒を交わして生きていくのが、僕にとって幸せです。

そのために自営で稼ぐことは適していると思っています。そんな簡単なことではないと重々承知ですが、自分の幸せのために少し頑張ってみます!
今後やることはまた後々Twitterなどで更新します!

最後まで読んで頂きありがとうございます。

本当に本当にいつも応援してくれたり、一緒に飲んでくれる皆さんのおかげで生きていられます。申し訳なさと感謝とが入り混じっていて、寂しいし、恩返ししなきゃいけないと焦るし、今後にも不安はありますが、また成長していくので、どうか今後とも仲良くしてもらえたら嬉しいです。

一旦、一区切りとして、今までお世話になりました!ありがとうございました!
そして、今後ともよろしくお願いします!

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