見出し画像

178_スピードペアマッチ(1~10の数字と数)・・・ボクの記録は?

スピードペアマッチ(1~10の数字と数) ★ここから開く

 「ハートの数」と「数字」を対応させてペアを作ります。数と数字・・・大人にとっては、当たり前のように結びつくのですが、数の概念形成期のお子さんにとっては、そういうわけにはいきません。

 独立した記号として数字、たとえば 「3」を、サン とか スリーとか発音すること、○○○は、「みっつ」という「量」であり、「さんこ」という言い方もあること、そして、それは数字では、「3」をつかって「3つ」とか「三個」とか「3こ」とか言うように表すこと、さらには、1つめ、2つめ、3つ目 、1番目、2番目、3番目・・・という順番を表す「序数」として使うこともあること、3つに分けるとき(等分除)の3もあれば、3つずつに分けるとき(包含除)の3もあります。

 こういったことは、先生や親が、「なんでこんなこともわからないの?」「こんなのかんたん、あたりまえでしょ!」、「こうだからこうでしょ!どうしてできないの?」、なんていう態度で子どもたちに接していたら・・・・とても残念です。そういう態度で子どもたちに接していたら、子どもたちは「わたしって、ダメなのかな?」と自信をなくしてしまいます。なかには分かったふりをして、とりあえず、「先生が○をつけてくれる答えを書く」ようになるかも知れません。正しい答えを書いたからよく理解しているとは言えないのです。

 どうか、とりわけ幼少期のお子さんの先生は、子どもたちが安心して、まちがえられる、失敗もできる、そして「分からないよ・・・」と言える教室を作ってくださいね。

 「数の概念」(数の概念以外ももちろんそうですが)は、先生が教え込んで身につくモノではありません。手を動かし、体験を積み重ねて、そして、そういうことを、何回も何回も繰り返して、先生(おうちの方)の笑顔に励まされて、じっくり、ゆっくり身につけていくものなんです。

 10人いれば、10人それぞれの学び・育ちがあります。早くできる子、丸が早くもらえる子がよくて、そうじゃない子は劣っている子・・・そんな見方を大人がしていると、それが子どもたちの価値観にも強く影響します。

 今回、ボクが紹介する”スピードペアマッチ(1~10の数字と数)” は、数概念形成の特効薬でもなんでもありません。でも、数の概念形成の一助には確実になります。短時間ですが、集中して取り組むことは、数概念の形成はもとより、数を扱うスキルを高めます。

 「神経衰弱モード」は、ゲーム性を高めるための、おまけオプションと思われるかも知れませんが、これはかなり脳に効くように思えます。脳トレとして大人も楽しめます。短期記憶は、年齢がある程度いくと(中高年になると)、確実に衰えます。でもこういった脳トレをやると、これまた逆に、確実に回復します。このスピードペアマッチ、子どもだけのものではありません。・・・・もっもボクは、プログラミングやnote記事を書くことが最高の脳トレかな?

ちなみに、ボクの記録は、

「絵合わせモード」(180秒)が243点。 (パソコンでマウスで)

キャプチャ

「神経衰弱モード」は、

キャプチャ

あと2ペアというところでゲームオーバー、ポイントは18でした。180秒間ゲームオーバーにならずに、何ポイントゲットできるかな?

2022/01/25 カネッチ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?