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158_レッツ聞き読みカルタ (ローマ字 基本Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)+宿題について考えてみる・・・

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158_1 レッツ聞き読みカルタ (ローマ字 基本Ⅰ 清音)

158_2 レッツ聞き読みカルタ (ローマ字 基本Ⅱ 濁音・半濁音)

158_3 レッツ聞き読みカルタ (ローマ字 基本Ⅲ 拗音・促音)

聞き読みカルタシリーズ・・・かなりくどいですね。でも、こんなワンパターンアプリでも、子どもたち(といっても、ボクが国語「ことばのきまり」で週1回入っている3年生7人クラスだけですが・・・)は、集中して取り組んでくれます。記録があがるととても喜んでくれます。

考えてみれば、漢字練習とか計算練習とか、スキル定着には、いわゆるドリル学習・・・これらは、これからも必要でしょうね。

市販の漢字ドリル、計算ドリル、なんとかワーク、またネット上でも、「これ、無料でいいの?」と思えるぐらい上質なプリントが提供されており、ボクの勤務校の先生も、これらを主に宿題用として、ときに、自習用に利用しています。

スキル定着は、宿題として家庭学習と、いわゆる自習に大きく依存している・・これが実態です。熱心な先生(責任感の強い先生)は、自分の指示通り、宿題に取り組んできたかを厳しくチェックし、やってこなかった子には罰を与えます。もちろん体罰ではありませんが、懲戒権を最大限に活用して、休み時間の外遊びを禁止し、教室で宿題をやらせるなど、やってこなかったことを絶対に放置しません。・・・その宿題は、その子の今後にとって大切なものであると吟味した内容であり、それをやらなかったことは、その子にとっては大きな損失になるという確信がきっとあるのでしょうね。

「そんな宿題、(難しすぎて、または簡単すぎて、つまらなくて・・・)やる気がでないよ。」

「いろいろな事情で(時間がなかったり、そのほかの理由があったりして)、できなかったよ。」

という言い訳(子どもにとっては真っ当な理由?)は、聞く耳もたず・・・そんな甘やかしが子どもたちを軟弱にするという信念があるのでしょうね。

ボク自身は・・・

宿題は、「宿プリ」と称して、ほぼ毎日出していました。(1~3年生)

A4(またはB4)、両面刷り、日替わりの手作りです。この両面に、計算練習、漢字練習、3行日記、音読チェック、その他もろもろを、新聞の枠組みのごとく、盛り込みました。

子どもたちは、登校一番に教室で提出します。

ボクは、それをなるべく直接、受け取り、そして、声がけします。

「すごくていねいにやったね。時間かかったんじゃない?」

「むずかしくなかった?自信のない問題なかった?」

「宿プリ、おつかれさま!今日もいい一日にしようね。」

宿プリが出せない子には、

「ならいごとや、家の用事で時間がなかったり、ときは無理しなくてもいいよ。」

「しっかり眠ることが大事から、夜更かししなくていいよ」

「休み時間は元気に外遊びしようね。昨日の宿題を進めたい人は、どこかで時間を見つけてやってもいいよ」

・・・・なんて甘いのかな?

でも、このやり方に慣れてしまったのか、子どもたちにも、保護者にも大方好評でした。子どもたちには、毎日、元気いっぱいに教室にやってきました。

宿題とか家庭学習とかスキル学習とかは、子どもたちにとっても、保護者にとっても、もちろん先生方にとっても、切実なテーマであるはずのですが、あまり本気で取り上げられることはありませんね。

新指導要領の中では、宿題・家庭学習・ドリル学習は、「主体的」でもなく「深まり」もないモノだから取り上げる価値がないと切り捨てられるのでしょうか?

研究発表や、研究授業では、スキル定着をめざしたドリル学習や宿題は主軸にはならないですよね。・・・

ちなみに、ボクがやっていた宿プリは、ボクの中では、費用対効果はバッチリでした。漢字ノート、計算ノート、音読カード、○○チェックカード、日記ノート、○○ワークを抱え込むことなく、宿プリプリント1枚で全て簡潔してしまうのです。作るの大変? いや、基本フォーマットを作って、そこにデータを流し込むスタイルなので、週初めに、一週間分作れてしまいます。

でも、これは自分流のやり方であり、多くの先生方とは、やり方も宿題に対する考え方も異なります。今のところ、オススメできるものではありません。あくまでも、ご参考までに・・・

職員室通信「わくわく中山39より引用

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