特別支援学級の担任のボクが今できることって?
小学校で常勤講師になって3年目です。
産休、育休、療休補助として担任に入っています。
講師の立場で特別支援学級を担任するのはまだ3回目です。3回目といっても、任期付き採用であるため、年度を全うしていません。
1回目(1校目)は、1月~3月(2校目)、2回目は4月~12月、3回目(3校目)の今回は4月から10月始め(前期期間)になります。
今回は特別支援学級(知的・低中高学年 4名)のクラスを担任しています。
ボクはよく言えば、”助っ人”なのですが、それぞれの学校事情をふまえた要するに”穴埋め要員” でもあります。
ボクに限らず講師(一部だと思いたいのですが)は、子どもたちの困難に寄り添う・・・というよりは、学校運営の困難を少しでも、一時的に軽減するための、その場しのぎの”駒”なのです。
でも・・・
ボクは”助っ人”であろうと、”穴埋め要員”であろうと、単なる”駒”あろうと、そんなことは目の前の子どもたちには関係ありません。
ボクは今置かれた立場で、子どもたちにも、同僚の先生方にもボクができる範囲で心づくしをするのみです。
そうすることで一期一会を全うしたいと思っています。
さてボクが飛び込んだ特別支援教育って
個々の特性に応じた個別の支援計画に基づき、一人一人に寄り添った教育活動を展開します・・・なんて対外的には声高らかに謳っちゃうものですから、学級・担任への期待値は高まるのですが・・・
そんなに甘いものではありません。
ボクが受け持ったクラスは、1回は5人(知的障がいクラス)、2回目は6人(自閉・情緒障がいクラス)今年度は4人(知的障がいクラス)と、通常学級と比べれば少人数ではありますが、個々の特性も、年齢もバラバラで、それぞれが生活面でも学習面でも困難を抱えている子どもたちの集まりなのです。
そんな子どもたちが、一つの教室で一コマ一コマの授業で同じ時を過ごすのです。
クラスを一人の担任(時々支援員さんも来てくださいますが、あくまでも時々です・・)でやりくりするのです。
・・・コマ数分の教材(プリントなど)を用意します。
・・・個別の目標・学級としての目標を設定します。
・・・子どもたちの意欲を引き出し、自己肯定感を高める授業をします。
・・・日々の宿題プリントを作ります。
・・・交流学級に合わせた日々の時間割を作成します。
・・・連絡帳に「今日の様子」を記述します。
こうした授業運営、学級運営に加えて、校務分掌に関わる事務的なこと、現職教育など研修に関わること・・・やることであふれています。
・・・日本全国の特別支援学級の先生方、それぞれ個々のご苦労があると思います。ボクは、この世界に入ってまだ経験が少ないので、みなさんに語れることはそんなにあるわけではありません。
でも、Noteに参加したことで、特別支援教育への熱い思いにたくさん出会いました。
特別支援教育に関わる情報(もちろんそれ以外も・・・じつはこちらも大スキ!)があふれていますね。どれもボクにとっては本当にありがたい情報です。
ボクにとってNoteはなくてはならない情報ソースなのですが、ボクの周りの先生を見る限り、残念ながらNoteは全く広まっていません。
ボクが属する◯市の学校現場のWEB環境では、NoteはSNS・ブログに属するモノ扱いで、セキュリティチェックにかかり、書き込むことはもちろん、閲覧することもできません。
目の前に学びのチャンスがあるのに残念なことです。
とはいえ、ボクはボクのできる範囲で、校内Teamsで、「情報提供」と称して自作アプリなどを紹介しています。
幸い、ボクがWEB教材アプリを開発するScratchサイトは学校用WEB環境でも開くことができます。
ボクは「カネッチの学舎」で自作WEB教材アプリをこれからも発信します。
特別支援学級の担任のボクが今できること・・・これかな
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