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その行動は自分本位ですか相手本位ですか No.961


昨日もクライアント先を訪問させていただき、環境整備について研修を行いました。

研修やコンサルは本当に天職だと思いますが、実はコンサルや研修の前はかなり緊張し、「だれか代わってくれないか」とか「早く終わってほしい」と思うことも多々あります。

何に緊張してるかといえば、本当にこの研修内容で相手が行動してくれるようになるか、思いが伝わり気づいてくれるかという不安なんです。


コンサルや研修講師という仕事は、相手の行動変容が起こって初めて価値が提供できたといえます。

セミナー講師であれば、「いい話をした」だけでもOKですが、企業で研修講師を行うということは、受講生の行動変容に責任を持つということです。

そんな緊張に震えながら、毎回コンサルや研修に行かせていただいています。それでもこの仕事が楽しいのは「井上さんのおかげでメンバーが変わった」「おかげさまで会社が良くなった」といわれる瞬間があるからなんですよね。

責任があるので緊張しますが、責任があるからこそやり切った時は最高にうれしくなります。


自分も未熟で自分本位の考えしか出来ていない時は、相手のことよりも自分がどう見られるか、どう受け取られるかということばかり気にしていました。

その意識では上手な話は出来ますが、相手の行動変容を起こすまでには至らず、「いい話でした」という言葉に満足していたんです。

相手本位の思考で行動すると、ときに相手のために厳しいことを言わないといけないときもありますが、それが結果として行動変容を起こし相手のためになります。


相手の人生に責任を持つというのは勇気が必要ですが、本当に相手のためを思っていればできるようになります。

以前の私は相手に厳しいことを言うのが本当に苦手でした。その根本は子供のころ厳しくされた経験がなく、その受け取り方がわからなかったからなんです。

そのまま成長し大人になったので自分のために厳しいことを言ってくれる方がいても、その言葉を正面から受け取ることができず、どこか他人事として受けて取っていたんですよね。

これでは自分は変わることができないんです。痛みを感じながらでも正面から受け取り、自分のこととして理解し、行動を変える意識が無ければ変わりません。


コンサルをやっていて痛感したのは、自分が体験したことしか本当に相手に伝わらないということです。

逆に自分が変化できたことは相手に伝えることができるようになるので、こういった痛みを伴う体験も自分にとっては財産だと思えるようになりました。

何事も自分のこととして正面から受け取れるようになれば、自分も正面から伝えられるようになり、伝える能力も上がります。


自分が振り返らなければいけないのはその行動は相手本位かどうかという点です。相手本位の行動には愛があります。

相手のためにという愛情をもって行動すれば、結果として伝わり行動変容も起こります。

より早く、より大きく変容していただくためにも言葉を磨き、より伝わる話が出来るようにしていきます。


皆さんも愛をもって相手本位の行動ができるようにしていきましょう。

人生が豊かになりますよ。

今日の一言
愛の心を持ち相手本位の行動が出来るようになる
成長するための実践行動
・自分の行動が自分本位か相手本位かを確認する
・自分本位の行動は未熟な行動だと認識する
・愛情を持ち相手本位の行動をする
・相手に伝わる言葉を意識し、より伝わる表現を身につける

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