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即行すれば即効がある No.313

「あなたは行動力がありますか?」と言われて「はい」といえる人って素晴らしいですね。

先日「歌舞伎ソムリエ」の”おくだ健太郎”さんの講演を伺いましたが、さすが歌舞伎ソムリエと言われるだけあって講演も歌舞伎からインスパイアされた動きやしゃべり方でとても勉強になりました。

もちろん内容も普段聞かない話なので学びが多く
・歌舞伎とオペラの違い
・歌舞伎とジャズの共通点
・大きい声と通る声の違い
・カラスに学ぶ通る声の出し方
・良いうわさ悪いうわさの違い
・究極の大向こう


など本当に勉強になることばかりでしたが、私が一番参考になったのが
「歌舞伎では花道から出てくるときに必ずある場所で止まってセリフを言う事で会場との一体感を出している」という話で、歌舞伎を見たことがある方にはわかると思いますが、歌舞伎には必ず花道があり、花道を通るときは役者さんは必ず※七三で演技をして入場または退場します。
七三で会場を見渡すことで、前方から後方のお客様まで一体感を作り巻き込むというのは歌舞伎特有のステージアクションです。

※七三(しちさん)花道を7対3で分けたあたりでスッポンと呼ばれるセリがある

話を聞く中で「歌舞伎を見たい」という思いになりまさに”おくだ”さんの思うつぼにはまったのを感じました。ちょうどほかの参加者の方も歌舞伎が見たくなったようで質問をされていましたが、「初心者は何を見たらよいですか」という質問に答える中で素晴らしいたとえを言われていました。

おくださんが初心者でしたら「今歌舞伎に興味をもってアンテナが立ったので一番早く見れるものを見てください」というのも、「歌舞伎は音楽のCDや映画のDVDのようにいつでも見れるものではなく、今やっているものしか見れないので見れるものをまず見るのが正解」と言われていました。

その理由は「数日たつとせっかく立ったアンテナがすぐに圏外になってしまう」と言われていましたが、これはまさにセミナー等でも言えることで、せっかく良い話を聞いても行動に移さないとすぐにやる気がなくなって何も手を付けず「いい話きいたな~」で終わってしまう事と同じです。

私のメンターの鮒谷周史さんがいつも言われている「やる気の半減期は一日」という言葉が身についてからは私も必ず行動に移すようになったので、このブログに気付きを書いているのもその行動の一つですし、先ほど歌舞伎のチケットを調べたところ、年明けの京都に歌舞伎を見に行けそうです。

皆さんも何か気付きがあれば即行動に移すことが自分の身になる唯一の方法です。行動に移す習慣をつけていきましょう。

「いや、すぐ行動して失敗したらいやじゃん」と思っているあなた、私も失敗が怖くて動けなかったタイプですが、動いてみれば失敗なんてない事に気が付きます。
まずやってみるが正解です!行動あるのみですね。

今日の一言
思い立ったら即行動

前回満席で大好評いただいたセミナー第二弾です。
日時 11月20日 19時~
場所 じゅうろくプラザ
今回はわくわくする職場づくりとコミュニケーションについてお話しさせていただきます。
ご興味のある方は下記ページご覧ください。
https://inoue-kando.com/news/detail/8

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