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想いを分かち合う No.453

昨日は午後からメタルワークス宮田さんを訪問させていただき、その後はディライトで税理士法人ぷらすの河合先生と打ち合わせと、経営についてとても深いお話をさせていただく一日でした。

お二方とも素晴らしい経営者で、延べ7時間ほどお話ししていましたが、あっという間の時間でした。お二人に共通しているのはどちらも事業に対し強い想いがあるという事です。

そんなお二人と話をしていると盛り上がりすぎて、時間を忘れて話し込んでしまいます。

話をしている中でお二人ともに「井上さんは話がうまい」と言っていただき、講師冥利に尽きるのですが、じつは話がうまいのと話が伝わるのは全く別の話です。

以前セミナーで話をするようになったばかりの頃は「いかに上手に話すか」という事ばかりに意識が行き、伝わるかどうかは意識せず話をしていました。

自分で言うのもなんですが、確かに話はうまく話せていたと思いますが、まったく内容が伝わっていませんでした。

何度か話すうちに話しても伝わっていない事に気が付き、かなりショックを受けたのですが、なぜ伝わらないかを考えた時に見つけたのが、話すのではなく伝える事が大切であるという事です。

話すというのはただしゃべっているだけで、相手に伝わったかどうかは関係ありません。自分が上手に話すことだけを意識して話をすれば上手に話していますが、伝わりません。

伝わるかどうかは、自分視点でなく相手視点で話をする事で、伝わる話が出来るようになります。私とあなたの二人を認識してようやく伝わるようになります。

いかに相手のために話をするか、相手が何を聞きたいのか、相手のために何が伝えられるかという視点で話をする事で私も伝わる話が出来るようになってきました。

そして最近特に感じるのは、伝えるよりも大切なのは「思いを分かち合う」事です。

自分が大切にしている事を心の底から解放し、相手に共感してもらえるように伝える。自分のためでも相手のためだけでもなく、みんなのために何が出来るかを心から伝える事で分かち合えるようになります。

昨日のお二人の熱い想いを聞いていて、改めてそう確信しました。お二人は本当にみんなのために想いを分かち合っていました。

そんな素晴らしい方に囲まれて、私も少しずつ分かち合えるようになってきたのだと思います。

その結果として「話がうまい」と言っていただけたのではないかと、良い勘違いをして気持ちよく帰ってきました。

想いを分かち合い皆さんのために行動していきましょう。

今日の一言
話すでもなく、伝えるでもなく分かち合う大切さを理解する

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