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脱「いい人」=悪い人? いえいえ本当の自分に素直になりましょう No.530

今日も今日とて二代目社長に伴走中。

ようやくリアルにお会いできるようになって、多くの方からお声がけいただき「話がしたい」といっていただけるのは本当にうれしい限りです。

井上塾では二代目社長も創業社長もいらっしゃいますが、わくわくパーソナルセッションをお申込みいただく方は、ほとんどが二代目社長です。

もちろん二代目社長にも色々なタイプがいらっしゃって、自分で道を切り開きバリバリと業績をあげて「毎日充実」って方もいます。創業精神があり、自分が立ち上げた事業で業績が10年で10倍になったという方にも先日お会いしましたが、アドバイスというよりエネルギーを分けていただいた感じです。

そういった方ににも全く悩みが無いかというとそうではなく、自走する組織の作り方や、幹部の育成などのお悩みが有りますが、これは二代目社長特有のお悩みではなく一般的な経営者としての悩みですね。

もちろんそういったご相談にも対応させていただき、経営理念の策定や浸透のサポートもさせていただいています。しかし、私がいただく多くのご相談が二代目社長特有のお悩みです。

昨日は勉強し過ぎな二代目社長について書きましたが、今日は自分の想いや意見がはっきり出せなくて悩んでいる二代目社長の話です。

ご相談いただいたのが、「社内のメンバーにはっきりものが言えない」という内容でした。

これも二代目社長によくあるパターンなのですが、先代がめちゃパワフルないわゆるワンマン社長で、会社でも家庭でも「俺の言う事を聞いておけばよい」という上司と親がいる環境で育ち、親の引いたレールにしっかりと乗ってきた方です。

ルールを守り礼儀正しいので、とてもしっかりした人に見えますが実は自分の軸が無く、人の軸で生きています。

自分のビジョンでなく他人のビジョンに乗って生きているので一見「いい人」なのですが先代の顔色をうかがい自分の意見を言う事が出来ません。

そういったタイプの方は社内では本当の自分は殺して発言しているので、社内でなく社外のボランティア活動や団体活動に精を出していたりします。私もいくつかの団体に所属していたのですが、そこで生き生きと活躍されている方はこのパターンの方が多かったです。

自分の人生でなく「親が決めたレール」という親の人生を生きているのでいざという時に「俺のせいじゃない」という言い訳が出ます。

40代にもなって親の言う事が絶対という価値観で生きているのは本当に残念です。そろそろ自分で判断し行動していきましょう。

また似たパターンで「自分がいなくなると親がかわいそうだから」という理由で自分を出していない方も自分の人生を生きていないのでせっかくの人生が輝きません。

先代を立てているように見えますが、その環境に甘えているだけでこのタイプの二代目社長も実は自立していません。

はっきり言えば親もそんなことは望んでいません。自分が親の立場で見ればわかりやすいですが、親からすれば子どもが自立する事は嬉しいはずです。

自分の人生を生きてない方には、早く自分の人生を生きられるよう色々とアドバイスさせていただいています。しかし、私が出来るのは情報をお伝えするだけで、気づいて行動が変わるのはご本人です。

そんな気付きを得ていただけると嬉しく思います。

「いい人」をやっていても最後には後悔しか残りません。自分の人生を自分で歩むという選択をしていきましょう。

出来るだけ多くの方にメッセージをお届けできればと思っています。

今日の一言
自分の人生を生きると決める
先代には先代の人生があり、自分の人生に責任をもって生きる

経営していると色々と悩みは尽きませんが、よろしければご相談ください。
初回無料にてご相談させていただきます。


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