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【Mリーグ】渋川式で学ぶ麻雀②【11/28第2試合】

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自分が考えた打牌と渋川の実際の打牌を照らし合わせ、判断や解釈が異なった場面をピックアップ。自身の雀力向上を目指す。

渋川の思考は、本人のYouTubeの牌譜検討を参考にした。



東一局

自分の選択:8s切り
理由:チャンタ、国士、マンズの染めの天秤。
渋川の選択:5m切り
理由:こんなんチャンタか国士やるしかない。国士が本線。

考察:8種ありマンズの形も悪く、ホンイツは厳しそう。役牌がもう一つトイツだったらホンイツ見てもいいかもしれない。


自分の選択:白切り
理由:チャンタ三色が見えてきて、字牌切っても手牌の安全度も高いので白切り。
渋川の選択:3p切り
理由:一見するとチャンタ三色っぽい手だが、チャンタ三色に必要な牌は3m2p3sと7m/南/北の4種で、国士に必要な牌は9p9s東西発の5種。それなら打点が圧倒的に違うので国士を見るほうが有利。北ホンイツチャンタの鳴いて満貫ルートもある。

考察:さっきはホンイツを見なかったが、今度は2mと南を引いたことで満貫が見えたのでホンイツを見る。チャンタ三色はコスパが悪すぎる。8種あるならリターンの大きい国士を狙ったほうがいい。


自分の選択:2s切り
理由:チャンタ三色は前巡に捨てたので、国士とマンズのホンイツの天秤で2s切り。
渋川の選択:1p切り
理由:面前チャンタで仕上がれば打点はある。南北はポンしてホンイツに向かう。

考察:3mを引いたことでかなりメンツ手でのアガリが見える。3sから引いたときは面前チャンタで、南北が出たときにはポンして役牌ホンイツチャンタでそれぞれ満貫が見える。
 東一局のここまでの選択をまとめると、8種あるような悪い手のときは基本的には国士、ホンイツ、チャンタをメインで進める。チャンタはドラが無ければ安いので優先度低め。メンツ手で満貫(チャンタやホンイツなど)が狙えそうになったときは国士を捨ててメンツ手優先で進める。



南一局

自分の選択:南ポン
理由:ポンテンなのでシンプルにテンパイ取る。2000点だが鳴かなかったところでカン4mが苦しいし、点数状況的にも競ってる場面なのでアガリの価値が高い。
渋川の選択:南スルーからの南切り
理由:カン4mの2000点はしょぼい。3p残してタンヤオに行けばドラも使えて三色もあって夢のある手になる。基本的にこの南を鳴くのは勝ってる時。

考察:競ってるとはいえトップも狙える南一局なので、この手は打点を見る。役牌鳴くかどうかの判断基準は「鳴かなかったときに高くなるか」が重要。今回はタンヤオ、ピンフ、ドラ、三色など打点上昇の要素が多すぎるので南スルー。


南二局

自分の選択:3p切り
理由:普通にホンイツ。
渋川の選択:中切り
理由:迷彩。ターツ足りてるしできるだけ鳴かせてもらいたい。まだ早い巡目でリーチが来る可能性も低く、孤立の3pを引っ張ると周りからはただのかわし手に見える。

考察:うまぶりっぽいが、良いうまぶりな気もする。やりすぎない程度に、一応引き出しとして持っておきたい。


南三局 一本場

自分の選択:北切り
理由:赤も1枚あるし、素直に形で北切り。
渋川の選択:6s切り
理由:カン7sには全く期待できない。ここでの7sのロスよりも、今のうちに6sを切って安全牌を持っておくことで終盤にテンパイやアガリを取れることのほうが偉い。

考察:終盤に差しかかって、もう1副露入るとソウズ切れなくなる可能性が高い。それなら全員に危険な6sは先に切って、スリムにしておいたほうが戦いやすい。ケイテンがかなり取りやすくなりそう。





全体の振り返り:自分は悪い手の進行と鳴き判断が課題かなと感じた。特に東一局と南一局の進行は勉強になった。



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