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観国之光

世界遺産である「熊野古道と熊野三山」がある和歌山県の、観光ガイドブックで知ったこの漢字4文字。 実はこれが、観光の語源だという。

「観光」の語源は、古代中国『易経』にある「観国之光,利用賓于王(国の光を観る、用て王に賓たるに利し)」との一節による。
その本来の語義は「他国の制度や文物を視察する」から転じて「他国を旅して見聞を広める」の意味となり、「観国之光」で得た知識が「王の近くにいる存在として役に立つ」といわれている。

なるほどねぇ~!

どちらかというと、今まで「観光」って・・・

普段の生活から離れて、きれいな景色を見たり、美味しいものを食べたり、写真を撮ったりして、のんびりと「リフレッシュ」するものだっただろう。

しかし本来「国の光を観る」ものであって、他の地域や国を旅して「見解を深める学び」であり、その学びが一国の「国王の役に立つ」ことになる、という・・・

ちょうど、明治維新時の岩倉使節団のようなのが「観光」ってなわけだ~♡


結局、一時的な現実逃避の観光(旅行)ならば、現実に戻ればまた同じことが待っているし・・・

せっかくならば、観光(旅行)時にその場所の「光」を観に行って、自分の人生に役立つことができるのであれば・・・

1度で、2度・3度おいしい「グリコ」のような?!(あっ、古いね・・)


そんな、お得感満載な、観光や旅行こそが・・・

そして、本来の語源に沿った、観光や旅行こそが・・・

これからの観光であり、旅行なのではないでしょうか?!

そんな観光や旅行を、お薦めさせて頂きます~♡♡♡

拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡