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Oniは、そと?!

今日は節分ですね。

上の子が日本で生活していた頃は、しっかりと「豆まき」しましたが
下の子はお外で育ってしまったので、「豆まき」が何かも知らないでしょうね。
韓国で「豆まき」したっけな?? してないだろうなぁ・・・

「豆まき」というと、先日Netflixでみた『Oni~神々山のおなり』でも、出てきました。

(多少、ネタバレありです☟)


どんなシーンかというと・・・

そもそも主人公たちは神々の森に住む、風神雷神・天狗・カッパやだいこんや人参などなのですが、年に一度恐ろしい鬼が来るというのです。
その鬼退治のために、自分たちの能力を磨くのですが・・・

たまたま、その恐ろしい鬼が来る通り道に行くことになった主人公が、人間界から「鬼退治にとても効く豆」ということで、もらってくるのです。

でね、結論からいうと
神々の森を脅す鬼というのが、「人間」であって
主人公が車に乗った「人間」に向かって豆をまくのですが
驚いて車は止まり、主人公は神々の森に帰れるんですね。

神々にとっては、森を破壊する「人間」は鬼なんですよ。

反対に、人間にとってわからないものを、ここでは「鬼」としています。


以下の企画展には、鬼の定義があるようです。
ご参考まで。


鬼とは

古来より人々は、疫病や飢餓、自然災害など不可解な現象を恐れ、その原因を妖怪や鬼を仕業だと考えてきました。また闇を恐れる人間の心が妖怪や鬼を生み出したともいわれています。(略)人々は集落の外からきた「よそ者」を異人としてみなし、「鬼」というレッテルを貼って区別しようとしたのです。鬼は、よく知らない、よく分からないものを恐れる気持ちや、心の弱さを象徴するものといえます。

ONI展から


だから「豆まき」って、自分の中にある「恐れる気持ち」や「心の弱さ」をお豆と一緒に、お外にポイッ~~!しましょう、ということで、
ある意味、いい風習だなぁ~と思いました!!


毎年、寒い冬が終わろうとする「立春」の頃・・・

「ONIは、そと~~!!FUKUは、うち~~!!」

といいながら、すっきり、さわやかに~~
新しい季節である「春」を迎えるなんて、素敵ですよねっ✨


以下は、娘ちゃん家の玄関です。

結婚式の時に下さった、義理のお母さまの手作りうさぎちゃんたちに
お面で節分を表現されました♪


そういえば、2年前にも、登場しましたっけね☟?!



明日は、立春ですね!

素敵な立春&週末を、お過ごしくださいませ~♪





拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡