子供に絵本を読んでみて気づいたこと

今日初めて子供に絵本を読んでみた。
まだ生まれて1ヶ月。
もちろん理解は出来ないし、そもそもページを見えているのか不明(多分見えてない)。途中からは爆睡。

最初はこんな小さな子供に本を読んでも意味あるのかな?と思っていたけど、一つ気づいたことがあった。
絵本は本気で読むと面白い。
登場人物になりきって声色変えたり、ナレーターになったつもりでちょっと良い声意識しながら読むと、読んでる自分が乗ってきて、上手く読めた時はテンションが上がる。
また、反省を生かし次はこうして読もう!とか、PDCAサイクルを回しながら繰り返し読めるのもまた楽しい。本を読むと言うより一人で劇をやっている感覚。

と、ここまで書いて気づいたが、これは子供が相手でなかったら出来なかった。役になりきって読むとか、小学校の国語の授業の時に既に恥ずかしかった記憶。
つまり、役になり切って読むことが楽しいのに加え、実は子供の前で新しい自分自身に出会っていく、自分自身の殻を破っていくことが楽しいということなのかもしれない。

大好きな平野啓一郎さんの言葉で「分人(個人が持つ様々な状況に応じた人格のようなもの)」というのがあるけど自分は今、息子用「分人」を構築している最中なのだと思う。

これから先どんな自分に出会えるのか、楽しみだ。



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