関西大学入学後の満足度は?
こんにちは、関西大学入試センターです。
今回は、2024年3月に関西大学を卒業した学生たちへのアンケート調査をもとに、関西大学で過ごした4年間に対する満足度がどうだったのかをご紹介します。
今さらな質問かもしれないですけど、「いい大学」の条件って何でしょうか?
これは難しい質問ですね…。いろいろな観点があると思いますが、私たちとしては、入学した学生が「ここで学べてよかった!」と感じてくれたら何よりです。
学生がどう感じているのか、興味あります!
関西大学では、学生を対象に満足度調査を行っています。今回は卒業時調査のデータをいくつかご紹介しますね!
卒業生の大学に対する満足度は?
上記のように、関西大学の調査では、卒業時の大学への満足度は全国平均を大きく上回る結果が出ています。在学中に力を入れたこととして、「専門的な知識や技術を身につける(88.3%)」だけでなく、「専門に限らず幅広い知識を身につける(87.8%)」や「友人をつくる・人間関係を広げる(71.8%)」という声が上がっていることからも、学生たちが「入学前に想像していた以上の大学生活を送れた」ことが、満足度の高さにつながっていると思われます。
卒業後の進路に対する満足度は?
大学全体の就職率も重要な指標ですが、学生自身が進路に満足しているかどうかにも注目していただきたいと思います。在学中の学びや力を入れたことを就職活動でアピールし、希望の就職先や納得できる就職先に内定した学生が9割以上を占めています。また、学生の就職支援を行うキャリアセンターのサポートに対する満足度も非常に高い結果が出ています。
この卒業時調査については、下記にまとめて紹介していますのでご覧ください。
https://www.kansai-u.ac.jp/gakusei/support/assets/research/2023jittaichousa.pdf
こうした調査を行う目的は?
関西大学では、卒業時だけでなく入学後複数回にわたって同様の調査を行っており、学生の成長を定点的に把握しています。また、いずれも他大学よりも回答率が圧倒的に高い傾向にあります。こうした、回答件数が多く信頼性の高い調査データを活用して、教育改革・改善や学習支援を展開しています。
また、学生自身に調査結果をフィードバックするシステムも導入しています。調査では、関西大学が提唱する「考動力」を構成する5つの力(自律力・人間力・社会力・国際力・革新力)を測っており、その成長ぶりやアドバイスをフィートバックして伝えることで、学生自身が自分に必要な力を自覚して学びを進めることができます。この調査結果を閲覧したことをきっかけに、国際イベントに参加して「国際力」を高めた学生や、主体的に行動して「0から1」を作り出す経験を重ねることで「革新力」を飛躍的に伸ばした学生も見受けられます。
さらに調査結果は、授業や単位などを何でも相談できる教務センターの職員も閲覧可能としており、授業の履修登録時の相談や、学生指導などの個別面談の際にも活用しています。
大学卒業後のOB・OGにもアンケート調査を実施
2023年度からは、卒業生を対象とした調査もスタート。関西大学で受けた教育や学生生活のことを振り返ってもらい、その後の人生に与えた影響や意義について答えてもらうことで、さらなる教育・学習支援の改善に役立てていく予定です。
https://www.kansai-u.ac.jp/ir/research/asset/index/alumni_survey_poster202401.pdf
https://www.kansai-u.ac.jp/ir/research/asset/index/alumni_survey_poster202403.pdf
このように、関西大学は各種の調査を通して得られるビッグデータを活用し、教育改革・改善を進めています。学生の「学習状況」や教員の「教育実績」と、実際の学びの成果を正確に把握することで、学生一人ひとりに寄り添った教育を展開していきます。
今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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