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関大生はどんな環境で学んでる?

こんにちは、関西大学入試センターです。

今回は、関西大学に通う関大生たちがどのような環境で学んでいるのかを、施設・設備の面とサポート体制の両面からご紹介します。

受験生の保護者

大学のキャンパスには講義室と食堂と図書館があって…くらいのイメージをもっていたんですが、今はかなりちがうんですか?

入試センタースタッフ

そうですね。大学での学び方が多様になった分、それに対応する学習環境の整備・充実が進んでいます。以前と比べて「学び合える」環境が充実したと思いますよ。

受験生の保護者

「学び合える」ってどういうことですか?関大生がどんな環境で学んでいるのか、教えてください!

入試センタースタッフ

保護者の方にも知っていただけるとうれしいです!


受け継がれる関西大学の学びの理念

少し固く感じられるかもしれませんが、関西大学の歴史の話をさせてください。関西大学には約140年の歴史があり、2022年には大学昇格100周年を迎えました。この大学昇格のときに提唱された「学の実化(じつげ)」は、関西大学が永く大切にしてきた言葉で、教育・研究・社会連携を行う上での大きな指針となっています。「学の実化」とは、学理と社会が調和することであり、私たちの学びや研究が実際の社会と繋がっていなければならないことを示しています。この理念は、変わることなく受け継がれてきましたし、これからも変わることはありません。

変化し続ける関西大学の学びのカタチ

一方、社会の情報化、国際化が急速に進み、多様性の時代を迎えた今、大学の学びも社会の変化に対応する必要があります。先が見えない時代だからこそ、関西大学は学生一人ひとりが自ら考え、行動する【考動力】と、多様な人たちと力を合わせてより良い状況を生み出していく【革新力】を育み、生き抜く力を高めるための教育と学習環境を提供しています。
つまり、学びの理念は変わりませんが、学びの内容や方法については、時代を先駆けるものへと常に進化を続けているのです。

それでは、実際の学習環境について、施設・設備の面とサポート体制の両面からご紹介します。

学びを支える施設・設備

リラックスできる空間でさまざまな活動を展開
「凜風館 コラボレーションコモンズ」

2階に食堂、3階に生協などが入っている学生会館 凜風館の1階には、課外活動や授業外学習に取り組む学生を支援する「コラボレーションコモンズ」を開設しています。「グローバルエリア」や「ICTエリア」など6つの専門エリアと、多目的スペースの「コラボレーションエリア」を設けていて、個人やグループでの学習はもちろん、ボランティア活動や国際交流など、学生のさまざまなコラボレーションを促進します。

自然体のコミュニケーションが生まれる「コラボレーションコモンズ」

圧倒的な蔵書数と静謐な空間
「総合図書館」(千里山キャンパス)

220万冊を超える蔵書数と先進的な検索システムを備えている、西日本屈指の規模を誇る大学図書館です。年間の利用者数は46万人以上。研究活動を支える貴重な文献を調べる学生、大学生活を彩る数々の本に出会う学生、数多く設けられた自習スペースで勉強に打ち込む学生など、さまざまな形で関大生の知性を育む場となっています。
また、高槻・高槻ミューズ・堺の各キャンパスにも図書館が設置され、学生は全てのキャンパス図書館を直接利用することができます。予約をすれば自分の希望するキャンパス図書館に資料を取り寄せることもできます。

学生同士の能動的な学修を支援
「総合図書館 ラーニング・コモンズ」

貸出用のノートパソコンやプロジェクター、ホワイトボードなどを備え、小グループでのディスカッションから、100名程度までのイベントも実施可能なスペースです。主体的な学修活動を支援し、ゼミ発表の準備なども行える環境となっています。また、図書館の中にあるので、ネットの世界だけでなく、豊富な蔵書も情報源として利用することができます。

会話やディスカッションが可能な学習エリア「ラーニング・コモンズ」

社会とのつながりを実感
「イノベーション創生センター」

文系・理系の枠を超えた共同研究やベンチャー支援を行っているのが「イノベーション創生センター」です。学外企業を誘致し、常駐して研究ができる環境を用意することで、大学の教員・学生との共同研究を促進するほか、ビジネスプランコンテストなど多彩な取り組みが展開されています。
例えば、ビジネスアイデアコンテスト「SFinX」では、理工系学部で生み出された最先端の研究成果を、文系・理系を問わず学生が協働してビジネスアイデアを競い合います。2024年度は全38名8チームが約5ヶ月間にわたってブラッシュアップを続け、審査委員の教員や協賛企業の方々に発表しました。革新的なアイデアが次々と発表され、会場は大いに盛り上がりました。

2024年度で7回目の開催を数える「SFinX」

ちなみにこの「イノベーション創生センター」の施設内には、「スターバックス」が併設され、関大生に人気のスポットとなっています。

イノベーション創生センター

学びをめぐる支援制度

レポート・資料作成・論文執筆をサポート
「ライティングラボ」

関西大学はライティングラボの運営を通して、学生の文章作成をサポートしており、社会に出てからも必要な「論理的な文章を書く力」を養うことができます。 授業のレポートや論文をはじめ、さまざまな文章の作成・執筆についてアドバイスを受けることができます。大学院生の先輩チューターが、学生と会話しながら、親切・丁寧にアドバイスします。ひとりでもグループでも、対面でもオンライン(Zoom)でも、都合のよい時間・方法で利用できます。

「先生」をめざす学生を徹底サポート
「教職支援センター」

関西大学では、毎年300人を超える学部生・大学院生が教員免許状を取得し、これまで多くの小・中・高校の教員を世に送り出してきました。教職支援センターは、教員養成の段階から卒業後の教職生活までを一つの過程としてとらえ、「教師になりたい」というみなさんの熱い思いに応えるため、きめ細かな支援を提供しています。

いろいろとご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
今回紹介した施設は千里山キャンパスにありますが、千里山キャンパス以外のキャンパスでも同等の教育支援をご用意しているのでご安心ください。
関西大学が学びの環境の整備・充実に力を入れている理由として、学びやすさを高めるだけでなく、主体的な学びを活性化し、「学びの質の向上をめざしている」こともお伝えしておきたいと思います。

今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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