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大学受験にかかる費用って、どれくらい?

こんにちは。関西大学入試センターです。

今回は、大学受験にかかるお金は大体どれくらい必要なのかをまとめてみます!

受験生の保護者

大学受験って、だいたいどれくらい必要ですか?

入試センタースタッフ

あくまで一般的な調査の平均としては、約30万円くらいと言われています。

受験生の保護者

えっ、思ったよりもお金がかかるんですね…

入試センタースタッフ

受験の回数やどこで受験するかによって費用はかなり変わってきますよ。お子さんの志望校にあわせて、早めにシミュレーションしておくことをオススメします。


1人あたりの受験費用の平均は約30万円

日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果」(令和3年)によると、1人あたりの受験費用の平均は、私立大学文系で「31.3万円」、私立大理系が「32.2万円」となっていて、受験費用だけで、30万円程度かかることがわかります。

受験に必要なお金は受験する回数や場所によって異なる

大学受験は、複数の大学・学部を併願するケースが多いため、受験する大学・学部の数が多くなれば、当然ですがその分受験費用が増えます。また、遠方の大学を受験する場合は、検定料に加えて交通費や宿泊費が必要になる点にもご注意ください。

受験料(入学検定料)はいくら?

大学入試には「一般入試」「共通テスト利用入試」「学校推薦型選抜」「公募制推薦入試」などさまざまな種類があります。ここでは「大学入学共通テスト」と、関西大学入学定員の5割以上を占める「一般入試」「共通テスト利用入試」の受験にかかる費用についてご説明します。

大学入学共通テスト

出願期間は、2024年9月25日(水)〜10月7日(月)となっており、実施日は2025年1月18日(土)、19日(日)の2日間です。検定料は科目数が2教科以下の場合が12,000円、3教科以上の場合は18,000円となっています。なお、成績通知を希望する場合は、手数料800円を検定料と併せて納付する必要があります。

関西大学の一般入試

試験日は、2025年2月1日(土)〜7日(金)の1週間となっており、検定料は1出願ごとに35,000円となります。一部の学部においては同一日の併願を可能にしており、その際は例えば、2併願で35,000円+15,000円=50,000円となります。

関西大学の共通テスト利用入試

大学入学共通テストの得点のみで合否判定する「前期」「後期」については、1出願ごとに18,000円です。大学入学共通テストの得点と、関西大学が実施する個別学力検査の得点で合否判定を行う「併用」の場合は1出願目が35,000円、同一日の2出願目以降は1出願ごとに15,000円となります。

お子さまの強みを生かせる入試パターンを見つけましょう!

共通テスト利用入試(併用)で課される個別学力検査(1教科または2教科)は、同じ日に実施する一般入試の入試問題と同一問題を使用するため、複数回の併願が可能です。併願のパターンや費用については複雑な部分もありますので、『入試ガイド』や以下の動画をご参考にしてください。

入試出願前に給付奨学金の採用内定が決定する独自の奨学金制度にも注目

また、関西大学では入試出願前に給付奨学金の採用内定が決定する、独自の奨学金制度を設けています。申請して採用内定者となった人は、一般入試・大学入学共通テスト利用入試を受験し、合格・入学することで正式に奨学生として採用されます。例えば、高校の所在地が関西圏外で(通信制の場合は住民票に記載の住所)、理工系学部に進学する場合、年間55万円が支給されます。給付期間は4年間(ただし毎年の学業成績および「修学状況報告書」による継続審査があります)で、出願前に入学後の受給が決定するため、安心して受験に臨めます。

子どもが希望する進路をかなえてあげたいのが親ごころ。でも、大学進学には少なからぬお金が必要になることも現実です。まずは「どのくらい必要なのか」を知ることから始めてみましょう。

今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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