関西大学の新学部では何を学べるの？
こんにちは。関西大学入試センターです。
今回は、来年の4月に新たに誕生するビジネスデータサイエンス学部（仮称・設置構想中）と、こちらも新たに完成したキャンパス「吹田（すいた）みらいキャンパス」をご紹介します。
新しい学部って…何ていう学部ですか？
ビジネスデータサイエンス学部（仮称・設置構想中）といいます！
「データサイエンス」って最近よく聞くけど、今は大学で学べるんですね。
そうなんです。2030年の日本では、IT人材が約79万人不足すると言われていて、社会からのニーズがとても高い分野なんですよ。
名前だけだとイメージがつかないし、うちの子に向いているかしら…？
そうですよね。ビジネス×データサイエンスを学べるこの新学部について、なるべくわかりやすくご説明します！
そもそも「データサイエンス」って？
実は私たちの身近な場面ですでに活用されているデータサイエンス。例えばネットショッピングで今まで購入した履歴から、興味をそそるアイテムをおすすめする「リコメンド機能」などに活用されています。
データサイエンスの仕組みをおおまかにいいますと、
① 膨大なデータから価値のある規則性を見つけ出す
② 規則性のあるデータをグラフなどでわかりやすく表示する
③ わかりやすく表示したデータを分析・予測する
といったものです。
※関西大学全体のデータサイエンス教育に関する取り組みについてはこちらをご覧ください。
学部の名称に「ビジネス」がつくのはなぜ？
関西大学の場合ですと、総合情報学部やシステム理工学部などでも「データサイエンス」を学ぶプログラムを用意しています。ビジネスデータサイエンス学部（仮称・設置構想中）では、情報やデータを扱う知識・技術だけでなく、経済、経営、会計といったビジネスの知識・技術も体系的に学びます。
「見えないものを見る」データサイエンスの力と「ありたい未来をつくる」ビジネスの力を併せ持った、未来を切り拓く人を育てる学部なんです。
文系クラスの生徒でも進学できる？
「高校の数学が苦手でも大丈夫ですか？」というご質問をたくさんいただくのですが、まずはご安心ください。ビジネスデータサイエンス学部（仮称・設置構想中）ではデータサイエンスに必要な数学の入門科目を設置し、全ての学生が、データサイエンスを学ぶ上で必要な素養である数学の基礎的知識を理解できるようにしています。ビジネスを目的とした数学を学ぶため、数学に苦手意識がある方でも、必要性を理解して楽しく学ぶことができますよ。
この学部ならではの学びって？
いろいろありますが、あえて一つだけ挙げるなら「1年次から4年次まで実践的に学ぶアクティブラーニングの多彩な機会があること」ですね。企業と連携することで、実際にビジネス上で取得されたデータを使って学ぶことができます。また、企業人とともに課題解決に挑むプログラムなども実施予定ですので、実社会とのつながりを実感しながら学ぶことができます。
卒業後の進路イメージは？
IT産業やメディア、製造業など、あらゆる分野で活躍することが期待されます。今後は企業でも自治体でも、データを収集、分析して戦略を立てられる人材が求められます。ビジネスデータサイエンス学部（仮称・設置構想中）でビジネスとデータサイエンスの両者を体系的に学んだ学生は、例えば商社の営業職やメーカーの商品開発、自治体の政策立案などで大いに活躍できると考えられます。また、ビジネスデータサイエンティスト、マーケティングアナリスト、起業家、教育・研究者などとしても、活躍が期待されます。
また、ビジネスデータサイエンス学部（仮称・設置構想中）の卒業生を採用したいと思うか、1,000社以上の企業にアンケート調査を行ったところ、9割近い企業から「採用したい」という意向をいただきました。
どんなキャンパスで学ぶ？
「吹田（すいた）みらいキャンパス」で学びます。2023年10月に開設されたばかりの新キャンパスには、新学部の学舎のほかにも244個室設置の留学生と日本人学生が共生できる国際学生寮やグラウンドなどが揃っています。企業・自治体と連携するだけでなく、留学生との交流、体育会クラブの活動など、多様な人が集い、活気に溢れる環境で学びます。この新たなキャンパスは千里山キャンパスから近く（北東2.2km）、関西都心部へのアクセスも便利です。
吹田みらいキャンパスへのアクセスはこちら
ビジネスデータサイエンス学部（仮称・設置構想中）のイメージが少し広がったでしょうか。さらに詳しい情報はこちらをご確認くださいね。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました！
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