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2023なでしこリーグ1部 第3節「日体大SMG横浜vs静岡SSUボニータ」超主観的振り返り

S日体大 2-3 ボニータ
【得点者】

S日体大:窓岩日菜(9分)、高原天音(63分 PK)
ボニータ:山田優衣(27分)、渡辺彩香(69分)、塩澤優(82分)

ボニータ なでしこリーグ1部 今季初勝利!

2023年4月2日、プレナスなでしこリーグ1部の第3節。静岡SSUボニータはアウエーで日体大SMG横浜と対戦。

YouTubeでライブ観戦 しました。

ボニータは開幕3試合目で、うれしい今季初勝利を上げました。
シーソーゲームを制して見事な逆転勝利です!


スターティングメンバー

前節から大きくスタメンを変えた小川監督。システムもこれまでの4-4-2から、3-4-2-1に変更しました。S日体大も3-4-2-1でミラーゲームとなりました。

前節は控えメンバーだったキャプテン山田優衣がスタメン復帰。

FWはこれまで控えだった森田和伽梅津真央が今季初スタメン。

更にはDF米田京、MF上柳歩美も今季初スタメン。日野李保が開幕戦で負傷交代しましたが復帰しました。

S日体大のミドル炸裂

前半8分、早くも試合が動きます。

S日体大の窓岩日菜選手が ボックス外の左斜め前から右足一閃。

ゴールはボニータゴールの右側に突き刺さりました。GK髙橋美春も反応していましたが若干遅れたか。

しかしこれは窓岩選手を褒めるしかないでしょうね。敵ながらあっぱれなゴールでした。

開幕戦、第2節とボニータはいずれも先制される展開でした。今節も早い時間で先制され追いかける試合展開となりました。

この後も序盤は、S日体大がボニータ陣内で攻める展開が続きます。

山田優衣 反撃のゴール

前半25分、フリーキックを得たボニータ。

キッカー渡辺彩香は長い距離でしたがゴール前へボールを送ります。一度は相手選手がトラップしますがこぼれたところを山田優衣がすかさずシュートして同点!

実況の西達彦さん取材のよると「S日体大はセカンドボールの反応が課題」とのこと。その弱点を突くゴールとなりました。

前半で同点に追いつけたのは、ボニータの選手達の精神的にも大きかったと思います。

このゴールをきっかけに序盤よりもボニータが敵陣で攻める機会も多くなりましたが、前半は1-1で折り返しました。

後半 PKで失点

後半に入り61分、S日体大の窓岩選手からボックス右へ浮かせて送ったボールを高原選手が受けてボックス内に抜け出します。そこへ背後から大間由樹が倒してしまいPKを与えてしまいました。

このシーン、大間由樹はつまづいたような恰好に見えます。その結果、相手を倒してしまったのだとすれば、アンラッキーだったかもしれません。

ファウルを取った高原選手がPKを決めてS日体大が再び2-1と勝ち越します。

渡辺彩香のゴールで再び追いつく

68分、ボールキープしていた山本心にS日体大が2人がかりで奪いに来ます。S日体大が一旦は奪いますが、ボールが中途半端な形で前に出たところを日野李保が受けて、左サイドを走っていた渡辺彩香に向けてパス。

この日野李保のラストパスが、渡辺彩香に対し絶妙な場所へ送られました。

ペナルティエリア内で渡辺彩香が左脚を振り抜く!S日体大のGK服部選手が触るものの、ボールの勢いの方が強くゴール!

再びボニータが追いつきました。

塩澤優の逆転ゴール!

2-2のまま、残り10分となった80分、敵陣のボックス右手前で高島絢音が倒されてFKを得ます。

キッカーは、左足の渡辺彩香、途中出場の右足の金丸翔子が立ちます。

どちらが蹴るか?

手を挙げた渡辺彩香がそのまま蹴って直接ゴールを狙う。GK服部選手が両手で触れたボールがバーを叩いて下に落ちる。そのセカンドボールを塩澤優が走り込んで押し込みゴール!

シーソーゲームだったこの試合で遂にボニータが勝ち越しを決め、ボニータは今季初勝利をあげました!

実況の西達彦さんがイイ

YouTubeライブでは実況付きで配信してくれるんですが、今回の西達彦さんは非常に聞きやすかったですね。

S日体大を取材した内容だけでなく、ボニータの前節までの結果や選手の特徴をしっかり把握して実況してくれるので、非常に分かり易い。

試合状況を的確に実況しながら、両チームの特徴を淀みなく伝える技術は素晴らしいかったですね。

総括と次節に向けて

塩澤選手は試合当日の朝、Twitterを発信していました。

Admiralの「ジュビロ磐田ソックス」を履いた写真と共に、試合に懸ける意気込み。ジュビロサポーターの私にとって、メチャ嬉しかった。

前日の4月1日、ジュビロ磐田はJ2リーグで大分トリニータとアウェイで戦い、手痛い敗戦を喫しました。それだけに、塩澤選手のTwitterは勇気づけられたし、今節でのボニータの勝利を願ってました。

その塩澤選手が決勝ゴールを決めてボニータが勝利。最高の一日を過ごすことができました。

開幕戦は昨年優勝のスフィーダ世田谷FCとドロー。

第2節ホーム開幕戦は、雨天でピッチに水溜りができる「水田サッカー」となってしまい、思うようなゲーム運びができずオルカ鴨川FCに敗戦。

そして、第3節ではアウェイでシーソーゲームをものにして逆転勝利。

私は、なでしこリーグでのボニータの試合を観始めて3試合目ですが、セットプレーからのゴール、流れの中でのゴールと色んな得点パターンを見ることができて、第3節は非常に面白い試合でした。

次節は第4節、ホームゆめりあサッカー場でASハリマアルビオンと対戦です。連勝とホームでの初勝利に期待しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
静岡SSUボニータのファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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