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2024 なでしこリーグ1部 第17節「バニーズ群馬FCホワイトスター vs 静岡SSUボニータ」超主観的振り返り

バニーズ 0-14 ボニータ
【得点者】

バニーズ:-
ボニータ:土屋 佑津季(3分)
     土屋 佑津季(6分)
     大曽根 由乃(15分)
     三輪 玲奈(18分)
     中島 咲友菜(27分)
     大曽根 由乃(37分)
     中島 咲友菜(45+3分)
     土屋 佑津季(58分)
     土屋 佑津季(63分)
     土屋 佑津季(66分)
     土屋 佑津季(81分)
     中島 咲友菜(84分)
     土屋 佑津季(90分)
     山本 心(90+4分)

圧巻の14得点でボニータ記録的大勝!!!


2024年9月8日、約2か月のサマーブレイクが明け、なでしこリーグがようやく再開しました。

本来ならば、9月1日にホームヤマハスタジアムで第16節ASハリマアルビオン戦が再開後の初戦として開催される予定でしたが、台風10号の影響で9月22日に延期に。

従い、第17節のアウェイでのバニーズ群馬FCホワイトスターとの対戦が再開初戦となりました。

実は今節の開催日と開催場所が、なかなか決定しない状況が続いており、やきもきしていたのですが、8月21日になってようやくリリースがあり、9月8日に太田市運動公園陸上競技場で開催されることが発表されました。

若干、紆余曲折があった第17節バニーズ群馬戦。

太田市は静岡からは決して行きやすい場所では無いのですが、サマーブレイクでボニータロス状況が続いていたので、現地で応援したい気持ちが高まり、なんとか諸々を調整して行ってきました。

太田市運動公園陸上競技場

結果は14-0でボニータの圧勝!

昨年はバニーズに勝てなかったボニータですが、今年はシーズンダブルを見事達成することができました。

BLUE GALLOPのメンバーと共に集ったボニータサポーターは、私を含め少なくとも8名。バニーズ側の約200名のサポーターに対し、決して応援は負けて無かったと思います。



前回対戦振り返り

前回対戦は、2024年5月5日。ホームゆめりあサッカー場での戦い。

白井未来のセットプレーからのヘディングシュートで先制。さらには土屋佑津季が追加点を挙げて2-0で勝利。約1年ぶりのホームゲームでの勝利となりました。


スターティングメンバー

中断前からメンバーとシステムに変更がありました。

従来の4-4-2から4-1-2-3に変更。アンカーには山田優衣

GKは髙橋美春がスタメンに復帰。安間帆乃香はメンバーから外れ、控えGKに淺井絵里香が今季初のメンバー入り。

中断期間中にWEリーグのちふれASエルフィン埼玉から期限付き移籍加入した大曽根由乃がスタメンで初出場。

服部花音が左サイドバックでスタメン。これが今季初出場となりました。

また、控えには負傷で離脱していた日野李保が復帰。上柳歩美が今季初のベンチ入りとなりました。

スタメン復帰の髙橋美春
今季初出場の服部花音
負傷から復帰し途中出場した日野李保


ゴールラッシュ振り返り!

バニーズは現在最下位で今季勝利がなく、中断期間中に主力選手3名(高橋亜美選手、後藤亜瑞選手、新田寿瑞選手)が退団するというかなり苦しいチーム状況でした。今試合も控え選手はGK含めて僅か3名のみ。

ボニータも再開初戦とあって、中断期間中に練習試合は組まれていたとはいえ、公式戦は実に約2か月振り。中断前とメンバーとシステムが変更になっているのでとにかく「立ち上がり」に注意して欲しい。開始早々の失点だけは許さないで欲しい。そんな心境で見ていました。

しかし、開始早々3分に先制したのはボニータ。しかもエースストライカーの土屋佑津季。更に僅か3分後に再び土屋佑津季のゴール。開始わずか6分で2点先取したのは大きかったですね。決めるべき選手がしっかり仕事をしてくれたおかげで波に乗って行けたと思います。終わってみれば土屋佑津季は圧巻の7得点。ダブルハットトリック(という言葉があるのかわかりませんが)を達成。この試合でなでしこリーグ得点ランキング単独トップに躍り出ました。

7得点の土屋佑津季

土屋佑津季の連続2得点のあと3点目を挙げたのが新加入の大曽根由乃。スタメンでボニータデビューとなったこの試合でしたが、終始ボールを懸命に追いかける姿勢が印象的でした。ボニータに新しい風を吹かせてくれる存在になりそうです。

デビュー戦で2得点 大曽根由乃

もう一人のハットトリック達成者は、中島咲友菜!今期新加入ながら徐々に序列をあげ、スタメンに定着しつつあります。ホーム愛媛戦で初得点を挙げるなど決定力が非常に期待できる選手でしたが、この試合でもいかんなくその力を発揮。大きな貢献を果たしました。

ハットトリック達成 中島咲友菜

全14ゴールは、YouTubeのリンクからご覧ください。

この中でも特に上手いと思ったのが10点目の土屋佑津季のゴール。山田優衣がふわりとゴール前に上げたボールをボレーで押し込んだ土屋佑津季。アシストした山田優衣と共にナイスプレーでした。

1点目:土屋佑津季①

2点目:土屋佑津季②

土屋佑津季

3点目:大曽根由乃①

土屋佑津季とハイタッチ 大曽根由乃

4点目:三輪玲奈

三輪玲奈

5点目:中島咲友菜①

中島咲友菜

6点目:大曽根由乃②

7点目:中島咲友菜②

8点目:土屋佑津季③(ハットトリック)

9点目:土屋佑津季④

10点目:土屋佑津季⑤

11点目:土屋佑津季⑥

12点目:中島咲友菜③(ハットトリック)

13点目:土屋佑津季⑦

14点目:山本心


次節に向けて

中断直前のホーム愛媛戦は2-0から試合終了直前に2-2に追いつかれてドロー。その後のアウェイ宮崎戦は首位チームを最後まで追い詰めたものの敗戦。よく無い結果で中断期間に突入したボニータ。

中断明けは最高の滑り出しができたと思います。

バニーズのチーム状況は必ずしも良いとは言えない状況ながらも、14得点の快勝。実に6月8日の第12節アウェイ名古屋戦以来3カ月ぶりの勝利でした。

大量得点もさることながら、クリーンシートで試合を締めたことも素晴らしかったと思います。バニーズは一矢報いようと最後まで得点を狙ってきていましたので、最後まで集中を切らさずに失点しなかったことも良かったと思いました。

ゴールの度に歓喜の円陣を組んだ私達ボニータサポーター。遠路群馬まで行った甲斐がありました。最高の遠征になりましたね。

次節は9月14日。ホームエコパスタジアムで日体大SMG横浜と対戦します。アウェイゲームでは日体大に勝利しているボニータ。ホームでも勝利を掴んで日体大にもダブルして欲しいと思います。更に順位を上げていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
静岡SSUボニータのファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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