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テストプレイはするな

いや、テストプレイはしてください(汗)

タイトルはキャッチ―に、内容はマイルドに、本人は適当にお送りしております。かわぐちです。

タイトルを「テストプレイはするな」としましたが、テストプレイはします。正しくは「なんとなくテストプレイはするな」です。無暗なテストプレイは意味がないどころか、作品の迷走やマイナス調整に働くよって話だと思っていただければ。

また、最近結構よく「αのテストプレイには参加したくない」と言われます。半ば答えは分かっているのですが、意地悪く「なぜか?」と問うと「未完成も甚だしいから」という答えが例外なく返ってくるのです。

そりゃあ、完成品を楽しみたいですよね。わかります。私はテストプレイであってもテスターさんに対して最低限の楽しさは担保したいと考えていますし、協力してくれた人に「時間の無駄だった」と思って欲しくはありません(次頼みにくくなりますし)

そうならないためにも、「テストプレイとはなんぞや?」というエントリーをしたいと思いました。

テストプレイは未完成品を出す場ではない

そもそもの話をします。

たとえば飲食店だとしましょう。
お客様に出す前に、新しいメニューを試食してもらうことは勿論あると思います。その際に、自分で味見もせず、よしんば未完成であると分かっているものを試食に回すでしょうか?普通に考えてしないですよね?

でもマーダーミステリーだと平気で未完成品を出してくる方が多いです。

カレーであればスパイスの入っていないスープ?をカレーと称して出したり、ラーメンであればそもそも麺が入っていないものをラーメンとして出すなどありえないことがマーダーミステリーだとままあります。

要は、それが未完成であることを認識できない。

レシピが分からないだけならまだしも、構造的な部分を理解せずに作ってしまっているのが原因かと思いますが、それをなぜか人にテイスティングさせてしまう。ここがそもそもの歪です。

もちろん、初制作などで勝手が分からない方もいるかもしれません。でも「知らないからしかたない」というのも些か暴論な気がします。

とはいえ、テストプレイをすれば要修正箇所は出て来ることでしょう。これは、結果的に未完成品になっているとも言えますが、あくまで「結果的に」ということで、イラストやデザインは仕方ないですが、少なくともゲームの部分で、制作者は必ず完成品を試遊してもらう心構えと準備をしておいて欲しいものです。テストプレイヤーの方々は、それなりの時間をそのために確保してくれているのですから。(ちゃんと見合った報酬を払っているのであれば話は別ですが)

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