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個別の目的設定適当過ぎない?

以前にも書いた気がするのですが、ザックリ探してみて見当たらなかったのと、最近プレイしたいくつかのシナリオに抱いたこの辺のモヤっとした感情が以前よりアップデートされていると感じるので改めて書いてみたいと思います。

もしかしたら別に改めてないかも。初めて書くかもしれません。
もやもや。

マーダーミステリーにおける「目的」とは?

個別の「目的」とか「ミッション」とか表記は様々ですが、マーダーミステリーにおける個別ミッションって何なのか?と考えたとき、私はこう考えています。

・行動指針
・ジレンマ装置
・モチベーション装置
・行動制約

この考え方は以前から全く変わっていなくて、総括すると「プレイヤーコントロール装置」と呼べるものです。

ぶっちゃけ、マーダーミステリーの楽しさって、ストーリーの楽しさよりも、「目的がどれだけ上手く設定できているか」で決まるとすら思っています。

目的が上手く設定できていれば、
プレイヤーはすんなりゲームに入れて(行動指針)
物語を自ら選択して楽しんでいると感じることができ(ジレンマ装置)
目的達成に向けて邁進し(モチベーション装置)
目的のために隠し事をしたり関係のあるキャラと話し合いをしたりする(行動制約)

逆に目的が上手くできていなければ、プレイヤーは何をすればよいか分からず、選択をすることなく流れ作業で、達成が無理筋な目的に白け、情報を早々に全公開するってことです。

こう書くと、その重要度伝わらないでしょうか?伝わらないかな……

とにかく、最近遊んだシナリオ……結構大きめのタイトルでも、本当に目的の設定が上手く行ってないなと感じたのですが、正直ダメ過ぎて、そもそもその重要さに気付いていないのかな?と思っています。

なぜこうなってしまったのか

マーダーミステリーにとって非常に重要な要素である「目的」がなぜこうも軽く扱われるようになってしまったのか?

私の考えうる原因は以下のとおりです。

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マーダーミステリーについて私(かわぐち)の考えや、ちょっとした情報などを書いて行こうかと思います。

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