適応障害になった私に残っていたものはSixTONESだった

SixTONESのジェシーくんはよく、
「人生まさかの連続」と言う。

その言葉を私も最近身をもって実感した。

先日、この時代にありえない過酷な労働環境の中で
働いていたせいで、私はストレス過多による適応障害だと診断された。
こんなはずじゃないと自分を責めたし、
もっとやれたと思っていたけど、身体がまったく言うことを聞かず、心とは裏腹に仕事のことを考えるとストレスで涙が止まらなくなる。

そういうわけで、仕事がまったく手につかなくなり
現在は休職している。

うん、マジで人生まさかの連続だよな。

会社を休んで心に余裕が出来てはいるものの、
以前出来ていたことが出来なくなってしまったり、
「いつもと違う私」に戸惑いを隠せない日々を過ごしている。

そんな中で、私にとって唯一の光がSixTONESだった。

いや友達いねえのかよ!と思ったそこの紳士淑女。
違うのよ、話したくても話せないのよ…
自分の中の言葉にできない気持ちを吐露することも、
ゴールのない話をつらつら話して相手の心にまでカビを生やしてしまうことも私にはできなかった。出来るだけみんなの知ってる元気な私でいたかった。

だから、ここ数か月は1人でこの闇と戦っていたんだけど、
その間何度もSixTONESには救われた。
SixTONESに触れているときだけはすごく素直になれるし、ちゃんと笑える。
渇ききった私の陽の部分が潤い出す。
その喜びを味わえた。
心から好きなものがあってよかったと思えたし、SixTONESを好きでよかったと思った。

とはいえ、私も今のままじゃいけない。働かないと金がない。生きていけない。というわけで転職活動をしているんだけども、メンタルがいつも通りではないので中々進まない。

どうしようかな~どうにかしないといけないんだけどさ~わかってるんだけどもう理屈じゃないんだよな~
なんて思いながらSixTONESの2021年に行われたツアー「One ST」のライブDVDをぼーっと見てたら、とある曲が流れてくるわけです。

それが『ST』。1stアルバムのリード曲にもなっているこの曲が、私の背中を押してくれた。

ごめん、正直に言うと、この曲を聴いたばかりの頃はあまり好きじゃなかった。歌詞の中にうごめく渇望たちが、私には重かった。

完璧だなんて 間違ったって思うな
弱さのない世界は強さとは無縁だ
泣き笑っても憂いても未来は 強い光の方だ
そこに向かっていくんだ

どんだけ真っ直ぐな歌詞やねんと。
以前は真っ直ぐカロリー高めなこの曲が、私のダラダラ中枢を刺激しては冷や汗をかいていたんだけど、今の私が改めて聴くと捉え方が変わった。

冷めない熱を確かに感じて 今始まった
終わりはまだまだ 遥か先の方だ
為すべきを為せ i do what i say, i do what i say ここに大志を抱け
世界を廻せ believe in myself, believe in myself 雨垂れ石を穿て

私にはまだ叶えてない夢があるし野望もあるじゃん。
てめえ何勝手に終わらせようとしてんだ、って言われてるような。(虚妄)
お先真っ暗でもとにかく前に進まないと、現状維持も退化のうちだ、って背中を押してくれているような(虚妄)、そんな気がした。

こんな所で突っ立ってる暇はない。というか、暇しかないからやる。
とりあえず乗り越えなきゃ、いつまでもこのままなんて嫌だ。

すごいよな、音楽の力って。どこまでも私の心を潤そうとしてきやがる。
私の心はとっくに腐ってるって思っていたけど、意外とまだ大丈夫っぽかった。そう気づかせてくれたのもSixTONES。

いつもほんとにありがと~!!

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