成長したのか、地が出たのか

患者交流会に参加してきた。

始まる10分前に、滑り込み申込み。
常にギリギリなので、代表は慣れっこかもしれないが
ちょっとだけごめんなさい。

いつもより多い人数で、色々な立場の人がいた。
始めてお話する方も多くて楽しかった。

終わった後は、いつもスタッフで反省会という名の二次会をする。
反省会と言いながら、その日に話せなかった事とか、
お互いの近況を話す方が多い感じなのは内緒だ。

今日も代表を入れて3人で話していたが、
1人が10分ほど休憩というので、その間は代表とおしゃべり。

「初めて参加したころと比べて、かんちゃんの印象が
    変わって来た」みたいなことを言われた。

最初は内向的というか、余り積極的に参加しようという
感じではなかったみたい。確かに、患者会っていうのが初めてで
どういうところなのか、どういう人がいるのか、何をすればなど
とにかく様子をうかがっていたから、身に覚えはあり過ぎる。

でも今は、話す内容も分かりやすくて、社交的になったというか、
病気になる前のかんちゃんを知らないから、地が出たのか変わったのか
分からないけど、少なくても社交的にふるまおうとしている感じ、と。

ふるまうと言うと、何か無理しているみたいな印象を
文字だと受けるかもしれないが、話している時は素直に
「嬉しいな」と思った。

少なくとも、常に大人数でわいわいというのが大好きではないし、
社交的かと聞かれると内向的寄り、いやむしろ内向的だけど
その場にいる人とその時間を楽しみたいという気持ちはある。

だから、一緒に楽しもうとしている雰囲気を感じてもらえたなら
それはそれで嬉しい事だと思ったのだ。

そして、話が分かりやすいという評価は何よりも嬉しかった。
しかも、百戦錬磨の代表に言われたのだから。
ちょっとだけ、自信を持ってもいいのかもしれないと思った。

多分、地が出たのもある。
知っている人も増えたし、代表とかコアメンバーとも
気軽に話せるようになったし、顔面神経麻痺で話す技術面でも
話すということに関心を持ってきたのも良かったのかな。

代表は素直に印象や感想を教えてくれるので助かっている。

「気を遣うから、こっちも遣ってしまう事がある」とか
「気楽に色々アプローチがしにくい」というのも、
自分でも気づいていた私の世界を狭める理由の1つ。

なので、今年はもう少し、肩の力を抜いて
自分こそのんびり気ままにやっていこうと改めて思った。

自分が楽しんでこそ、周りも楽しい。

相方あゆちゃんも、いつも言っているではないか。
自分から懐に飛び込むことも大事なのだと改めて思う。

「かんちゃんの物の見方も変わって来たよね。
    視野が広くなったよ」

2人から言われて、心から嬉しかった。
なので、1つ代表にお願いをしてみた。

「かんちゃんなら無料でいいよ笑」と代表。

そうだ、これだ。
こうやって人との繋がりを感じられるんだ。
踏み出してみると、意外とあっけなく。

これからも楽しみ。

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