ただ見てるだけ

パソコンの前にいる。
画面を見てもいる。
傍には美味しい飲み物まで用意して
真剣に前を向いている。

けど実際は、『ただ見てるだけ』。

何も考えてないし、何かしてる訳でもない。
そんな時間が、1日の中でちょくちょくある。

本当は「シュタタタタ」って音が聞こえそうな
そんな感じでやりたいんだけども、無理だ。
やれたとしても、終わったら寝込む。

時間は平等だと言われるけど、
病気をもつ仲間内では、全員一致で却下だ。

何をするにも、始めるまでに時間がかかる。
普通の速度でやろうとしたら、その人毎の
秘密兵器が出てきたりもする。

座った姿勢でいられる時間が限られてて
たった1時間のオンラインイベントの為に
何日も前から体調を整える人もいる。

私はというと、何か１つ作り上げる間に
ただ見てるだけな時間が何回もある。
すぐ取り掛かりたいけど、倦怠感で
何も考えられない、浮かばない。

諦めて、また横になる。
横になれば、体は楽なので少し落ち着いて
考えられたりする。
閃いて、起き上がって、クラクラしなければ
またパソコンの前に座る。

画面がしっかり見えていれば大丈夫。
私のシュタタタタタイム突入だ。
時間的には、悲しいほど短いけれど、
それで私のやりたいことは成り立っている。

なので、何でも直前は辛いのだ。
急な予定変更や、いつまでも日程のわからない
あるはずの会議等には頭を抱える。

他の人よりもスケジュールだけ見れば
余裕があるように見えるかもしれないが、
同じ24時間の中で自由に使える時間は少ない。

なかなか伝わりにくい部分だし、
そんなに早く早くってなんでって感じも
あるかとは思うのですが、そこは自分も
楽しみたいから、自分の為にも言い続けよう。

このnoteを書く時間。
書く前も書く間も確認している時も
たくさんの「見てるだけ」があるのだけど
書くのが楽しいからやる。

その気持ちは忘れたくない。