日本語教育ニュース:オンライン日本語学校「AOJランゲージスクール」 2023年4月にJLPT N2学習クラスを前倒しで開講決定

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バリュープレスプレスリリース配信サービス「Value press」によると来年4月にオンライン日本語学校が開校することが3月29日に発表されました。詳細は下記のリンクからご確認ください。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い大きな打撃を受けた国内の日本語教育業界。そんな中、留学生を対象とした入国規制緩和が遂に始まることになり、国内の日本語教育機関では少しずつ留学生の受け入れが始まっています。

このような通常の留学生の受け入れが始まろうとしている最中でのこのニュースは個人的には衝撃的でした。このようなオンライン日本語学校が上手く回れば面白いことが起きるのではないかと思っています。どのようなことを期待したいかなどをお伝えしたいと思います。

講師人件費のアップ

教室や自社ビルなどが不要なため賃料のコストが格段に下がります。また授業を講師宅からの配信にすれば、事務所のみ済むのでかなり利益率も高くなると思います。今回のオンライン日本語学校のように週2回のライブ授業となればコンテンツの準備にも時間が確保でき、講師も専任講師だけで十分になることが考えられるため講師への給与をアップすることが可能になるのでは?

質の高い学校

一概に給与アップを叫ぶのは良くないかもしれませんね。ただいい方には残ってもらいたい、そのためにもやりがいだけではなく待遇を良くして残ってもらうのも大切です。そうすることで質の高い学校になっていき経営も上手くいくはずです。

日本語教育業界は待遇が低いことがよく叫ばれますが、日本語教師を一律で考えているからそうなってしまう。会社員のように評価してしっかりと変えていった方がいいでしょう。それができるのがオンラインの学校かもしれません。

日本語学校に2年通う必要がなくなる。

日本語学校に通う留学生の多くが進学か就職のどちらからの目的を持っています。一から日本語を学ぼうと思うと2年ほどの時間が必要になることが多いため、2年で通うパターンをよく見ます。

一方で母国から直接入学、就職している方もいます。その方がコスト的にも精神的にもいいため、オンライン日本語学校が上手くいけば、学習者にとってのメリットが1つ増えるかもしれません。

最大の目的は夢を後押しすること

先ほどもお話したように進学や就職は必ず告示校経由でなければならないということはありません。

留学は勉強だけではないという意見も同時に理解をする必要があります。一方で進学を目的としている場合は進学もまた留学ですので、日本語の勉強は日本国内じゃなくてもよいというのが個人的な意見です。

就職を目指す方は、ワーキングホリデーやバケーションを利用して日本に遊びに来ればいいと思っています。

日本語教師は様々な角度から学習者をサポートをすることができます。どんな形であれ学習者の希望、夢を後押しできればいいと思っています。というか環境が変わっても大丈夫だ!とドンと構えることができる職業の1つなはずです!

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