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日本で外国との出会い003

また富士市に来た。
今回は新幹線ではなく車だ。車だと街の様子がよく分かる。富士山の存在感たるや圧倒的なものだが、この地域の人にとっては当たり前の景色なのだろう。

ふと目線を下ろすと、あれ手ぶらの外国人が2人歩いている。ちょうど赤信号、ちょうど窓を開けていたので声が聞こえる。

知らない言語だ。ドイツ語かロシア語か。この辺に住んでいるのかもしれない。以前テレビで富士山が見える温泉に入っていた外国人が長いこと住んでいると言っていたのを思い出した。

富士山が見える街に住むのは特別ななのかもしれない。モンブランが見える街に住むようなものなのか。いや、違うのかもしれない。

そんなこんなで仕事も終わり、夜の富士市を歩いているとまた手ぶらで散歩している外国人。この富士山が鎮座する街はすごく価値のある街に違いない。観光を超えた街。

富士山の存在があれば満足なのであれば日本語の勉強すら必要ないかもしれない。一瞬ウーヴンシティと関係があるのかとも思ったけど裾野市でもないし、なんでこんなに出くわすのだろうか。

よく行く街で日本に住んでいる外国人と言えば、ベトナム人やネパール人。東京や京都、大阪は入り乱れているとはいえこの街はなんだろう。

地域によって仕事、観光などなど集まる外国人は様々だと思うが、富士市はまた特別な魅力があるのかもしれない。

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