見出し画像

2022年の1月の台湾入国-台湾宜蘭日記2

2022年1月の半ばに台湾にちょうど二年ぶりに入国しました。

その時の台湾の水際対策としての隔離の方法はいくつかあって、私たちは居留症を持っていたので1週間のホテル隔離+1週間の自宅隔離(他の居住者とは独立した洗面所と部屋)+1週間の自主防疫期間を過ごしました。

ちょうど春節の時期だったので1週間の自宅隔離期間中、同じ家をシェアしている友人たちは実家に帰っていてこのプランが成立したのでした。

隔離の5日目、ホテルで最初のPCR検査日を迎えます。部屋のドアを開けるとよくわからない木製の箱が置かれていて、「それ以上はいくな」と無言の訴え。そして防護服に身を包んだ人が恐ろしい長い棒を手に持ってドアの前に立っていました。

この鼻検査が超苦手で毎回毎回恐怖で震える体を落ち着かせてから挑みます。でも相手も手慣れてるので1秒くらいであっという間に終わるのです。

隔離の14日目、最後の完全隔離日に防疫タクシーがやってきて近所のPCR検査場に連れて行かれます。病院の外に設置された簡易的な「箱」の中に防護服に身を包んだ人がいて、その箱からニョキッと伸びたゴム手袋を内側から装着して私の鼻に長い長い棒を1秒くらい突っ込み、終了。

この検査の後再び防疫タクシーで家に帰ると5分後くらいに警察から電話がかかってきて「あなたたちは防疫期間中なのに家の外に出ましたね?いま家の前まで来たから出てきなさい」と…。どうやら今日が私たちの検査日ということが警察にうまく伝わっていなかったようです。そう、この頃はまだ隔離者を厳格に管理していました。全ての隔離者は監視されています。
外に出ると本当に警察が来ていて、訳を話したらさっと帰って行かれました。

そんなこんなで2週間が終わり、次の日からは自主防疫期間。家の外には出ていいけど必要最低限の買い物のみ。外での飲み食いは禁止です。しかし、久々に出る外は気持ちよく、台湾の街の中を歩いたりして私の心はすっかり舞い上がりました。ついに台湾に来たのだ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?