Thought of the day

「ある日の考え」
ロンドンの地下鉄の駅には改札付近にThought of the dayというホワイトボードが置かれている。書かれている内容はと言えば以下のような訓示的なものから、機知に溢れるものまで様々である。

Never regret a day in your life, good days give happiness, bad days give experience, worst days give lessons, and best days give memories.

私は元来が考えごと好きであり、したがって一人で行動することが多い。畢竟、散歩・散策・飲酒・飲食に於いて、何がしか考えながら行うことも多くなる。

無論、結論が出る考えもあれば、推敲を重ねたうえでの放念、ということもままある。情け無いような、人間らしいと言うべきか。

ただ、こういう時代にあって、たとえそれが泡沫の考えであれ、発信することは大切なのではないかと思い、遅ればせながらnoteを始めることにした。

話題は必然的に音楽をはじめとする文化に関するものが多くなりそうである。否、多くならねばなるまいと考えている。

音楽家は言葉で多くを語らず、音楽で語るべきだ、という考えは充分に理解できる。しかしながら、言葉を尽くしたうえで、それでも伝えられないことを伝えるのが、音楽表現ではないかという想いもある。

自分の考えを記し、あまつさえインターネット上で公開するというのは大変に気恥ずかしいことである。一方で言葉を尽くすことで、自分の音楽作品を知ってもらい、何かを感じてもらえるのであれば、それは本当に自分が伝えたいことなのでないか、という願いのもと「ある日の考え」を記していきたいと思う。

#音楽 #UK #ロンドン