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お家で作るアフォガードレシピ|金澤屋流お家カフェVol.22

コーヒー屋の人気ジェラート。アフォガードのお話です。本場イタリアでは、濃厚なエスプレッソをかけて食べるアイスクリーム。濃厚なエスプレッソを家庭版でも。濃厚なエスプレッソをお家版で楽しむコーヒーの作り方を紹介しております。

アフォガード

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別名アフォガートと呼ばれるデザートです。アフォガートとは、イタリア語で「affogato」意味は溺れた です。

冷たいアイスクリームに熱々のコーヒーを注ぐため、溶けたアイスクリームがカップから溢れそうになっている様子から名付けられたようです。

アフォガードといいがちですが、正式にはアフォガートらしいです。

当店のアフォガード。バニラアイスクリームに濃厚なエスプレッソをかけて食べるデザートです。もちろん熱い夏がメインのデザートですが、年間を通してちょこっと熱い時にも食べたくなる。そんなオールシーズン人気のデザートです。当店では、濃厚なエスプレッソは勿論淹れたて熱々。これは、専門店でしか味わえない贅沢品ですが、お家でもアレンジできます。

専門店でしか味わえないエスプレッソとは?

アフォガードの決め手となるのは、コーヒーです。通常は、淹れたての濃厚でしっかりとしたエスプレッソをかけます。

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エスプレッソとは、イタリア語。

意味は「急速」英語でエクスプレスにあたる言葉です。
その名の通り、1杯の珈琲がわずか20~30秒で抽出できます。
イタリアでカフェ―と言えば「エスプレッソ」
ソロは英語でいうシングル
ドッピオは英語でいうダブル
エスプレッソは、わずか20~30秒でコーヒーの味わいを引き出すために極細パウダー状に挽いた粉を使用し、専用のマシーンで蒸気圧をかけて抽出します。出てきた液体はとろっとしたまろやかな泡が見られ飲んでみるとその泡の中から濃厚で漆黒の珈琲が顔を出します。

そのまま味わうというより、食事の後に、砂糖をたっぷりいれてササっとお口直しに飲むというイメージです。

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コーヒー以外にもあるアフォガード

前回は、お抹茶のアフォガードを紹介しました。本場イタリアでは

エスプレッソ以外にも濃厚な紅茶、ロイヤルミルクティー、チョコレートドリンク、お酒

色々かけるらしいですよ(^-^ゞ

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濃厚な濃縮ドリップコーヒーでアフォガード

コーヒーを濃い目に淹れる方法です。1杯分いつも通り粉を準備し、いつもの3分の1で抽出を終わらせます。抽出する量は少なくても、いつも通りの時間をかけるイメージでゆっくりと淹れます。ペーパードリップでもネルドリップでも濃縮コーヒーは作る事が出来ます。

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おすすめのコーヒーや淹れ方はこちらも参考にしてくださいね。↓


モカポットで作る濃縮コーヒーでアフォガード

イタリア発祥の直火式エスプレッソ器具

モカポット 通称 モカ

更に色々な名称があるのも面白い所。
モカエクスプレス
マキネッタ・・・・
マキネッタというのは
イタリア語で
macchinetta。
macchina と etta の2語からできている言葉です。
macchinaは英語だとmachine。「機械」
ettaは接尾語として、「小さいもの 可愛らしいもの」の意味を持ちます。

という事で小さな機械。
小さなエスプレッソの機械という意味合いで使われたのですね。

マキネッタというと現在では、モカポットをさすのが当たり前に。
名称も様々ですが、エスプレッソのように濃いコーヒーを作る事ができます。道具がないと作れませんが、もしあるならば、使い方はこちら↓

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濃縮コーヒーベースでアフォガード

ストックタイプの濃い目珈琲です。濃厚な珈琲にお砂糖をたっぷり使いシロップにしたものです。日持ちするタイプのカフェオレベースですので、ミルクで割ったりする他、アイスクリームにかけて食べるとまた絶品に。

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熱々が良い場合は、レンジで温めてくださいね。

カフェオレベースの作り方は↓

ダッチコーヒーアフォガード

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濃厚なダッチコーヒーを使用しております。ダッチコーヒーというのは、お水で時間をかけて抽出した珈琲です。1番簡単な作り方は、細かめに挽いたコーヒーとお水を寸胴に淹れて一昼夜漬け込みます。その後ペーパードリップの器具を濾し器として粉を濾すと出来上がります。 粉の量は1g=10cc。20g使うならば、200ccのお水につけます。いずれもしっかりと抽出したコーヒーがアイスクリームに合います。隠し味にブランデーなどたらしてもぴったりですよ。

こちらの記事でも紹介しております。↓

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インスタントコーヒーでアフォガード

1番手軽なのはこちら↓

インスタントコーヒーです。カップ1杯分は約2g使います。

アフォガードはインスタント珈琲も濃い目に。

60ccのお湯に溶かして濃い目に作って見ましょう。

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おすすめのコーヒー豆

アイスコーヒーや水出し珈琲におすすめしている深煎りのコーヒー豆が向いています。濃厚に淹れてもすっきりとした後口できつくなりません。

当店の極深煎り珈琲「カフェ・イタリアンブレンド」や「極みブレンド」

いつものアイスコーヒーが

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極上のデザートに変身。

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甘いアイスクリームもほろ苦い珈琲で中和。

苦くて甘い大人のデザートお試しあーれ。


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