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【イベントレポ】早稲田でしあワセダ①
みなさんこんばんは。金沢大学SOGI研メンバーの令です🐶
今回私達のノート初投稿ということで、「SOGI研」ってなんやねん。と思っている方々も多いと思いますが、それについてはまた次回書きたいと思います。ごめんね!
僕は先日、SOGI研の教員メンバーであるおふたりと、早稲田大学に出張してきました🚅💨
今回は、そこで得た新しい発見と僕の考えたことについて書きたいと思います。良かったら最後までお付き合いください🙇🙇
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早稲田大学GSセンター
早稲田大学には「GSセンター」という場所があるのをご存知ですか?
GSセンターは、早稲田大学スチューデントダイバーシティセンターのひとつで、「Gender and Sexuality Center」の略称です。
オフィシャルサイトには、GSセンターの説明について次のように書かれています。
GSセンターは、早稲田大学のLGBTQ+(性的マイノリティなど)学生や、ジェンダー・セクシュアリティに関心のある全ての人々(アライ含む)の居場所であり、誰もが自由に利用できるセーファースペース/リソースセンターです。
https://www.waseda.jp/inst/gscenter/
つまり、ジェンダーやセクシュアリティについて悩みを抱える学生が専門の相談員さんに話を聞いてもらえたり、それらをトピックにした本や漫画、映画など様々なリソースに簡単にアクセスできたりする、素晴らしい場所が常設で提供されているのです!
今回はそんなGSセンターを見学させていただき、学生スタッフの方からたくさんお話を聞くことができました!
ここがすごいぞ!GSセンター
私は東京に向かう前日の夜、GSセンターに行く夢を見ました。(これガチ)
僕の夢の中のGSセンターは、広い廊下の途中にあって、とっても大きい全面ガラス張りの部屋でした。
しかし実際のそれは、講義棟から少し離れた建物にある、想像よりも小さな部屋でした。
中に入ると目の前には受付があり、丸い机が2つと椅子がいくつか置かれていす。(コミュニティスペースというそうです)横に防音の相談室があって、奥にはジェンダーやセクシュアリティに関する本や映画が大きな本棚にズラッと敷き詰められていました。
最初は緊張してソワソワしていたけど、壁には大きなフラッグがたくさん飾られていて、あぁ、いいなあ、早稲田いいなあと感動しました。(笑)
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センターに入るとすぐに学生スタッフさんが対応してくださって、慣れた口調でGSセンターの取り組みの概要を教えてくださいました。
私達が部外者だから特別にしてくださっているのかと思ったら、GSセンターを訪れた人にはもれなくこの説明をしているとのことでした。(聞かれたらじゃなくて前もって説明しておくと,できること、できないことや、施設の設置目的が共通理念として持てていいよね。グッド👍)
早稲田GSセンターの取り組みですごいなと思ったことは、
学生スタッフがアルバイトとして雇われている。(採用面接もある)
相談員さんと学生スタッフの役割が明確に分けられている。
(学生は相談にのってはいけない。あくまで傾聴に徹する。)学生主体ではあるが、ちゃんと職員さんも常駐している。
(責任の所在がしっかり大学側にある。)大学のバックアップがしっかりしている。(うちよりずっと)
大学側が学生をやりがい搾取していないところが良いなと思いました。(私達が協力を求められた時は、就職活動のガクチカで使えるよ!とか言われたっけな。)
学生に労働に見合った対価を支払って、もちろん責任をとらせるようなことはしないという姿勢が工夫されていました。
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金沢にもほしいな・・・
早稲田のGSセンターにお邪魔して、金大にもこのような居場所が、いわゆる性的マイノリティのためだけにではなく、すべての学生にとって必要であると実感しました。
私たちがお邪魔していたほんの数時間だけでも、相談や調べものをするのに何人もの学生がセンターを訪れていて、中には学生スタッフに話を聞いてもらうだけで満足そうに帰っていく方もいました。
国公立の大学と私立の大学では、どうしても設備の充実性に差ができてしまいます。これは仕方がないことだと思います。しかし私たちの大学でも、この広大なキャンパスを活かしてなにかできるはずです。そう考えて、熊カフェや新たにSOGI研の取り組みもスタートしようとしています。
僕は今回GSセンターを訪れるまで、正直燃え尽き症候群に陥っていました。なにをするにも腰が重くて、エネルギーもなくて、東京行きも最初はネガティブに捉えていました。
しかし教授の助言もあり、勇気を出して学生一人で足を運んでみると、自分が生きている世界はこんなに狭いものだったのだということに気がつきました。大学に雇われている学生、第五版が現在作成中のガイドライン、、自分のもっていた考えやそれまで抱いていた「普通」の概念を覆されたのです。
それからは自分の身の回りで起きていること、人々の言葉が今までとはまるで違って聞こえました。全ての人々が放つ言葉を、流れに従ってそのまま受け入れるのではなく、一度疑いをもって聞くことができるようになりました。
僕はこれからも、気楽に活動し続けます。ジェンダーをはじめとする様々な社会問題について研究し、よりよい社会に、自分の通いたいと思える大学にする、なってもらう、ならせるために行動しようと思います。
気づかせてくれてありがとう早稲田!!
僕は金沢で、飽きるまで頑張ります!
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