静かクルマとは

先日、たまたま見ていたテレビ番組で坂本龍一さんのことを特集していました。内容は坂本さんに様々な質問して考えや大事にしていることなどに答えるといった内容でした。(出演はせず、回答を書面で紹介してました)
その中で気になることを答えていました。

龍一さんがアフリカに行ったときのお話の中で「アフリカはうるさいようなイメージがあるけど、実際はなにも音がしない。音がするのはセスナや四駆の音だけ。工業製品作る人々はどこまで自然との調和を考えて製品を作っているのか。」といったことを答えていました。(うる覚えあり、ごめんなさい)
これにはハッとして、共感を覚えました。
クルマ好きな私は20代はエンジン音、マフラー音は大きい方が好みで、自分のクルマもマフラーを社外品に変えていました💦
けれども歳を重ねるにつれて音に煩わしさを感じるようになり、静かなクルマを求めるようになっていました。

なぜなのか?
やはり、静かな空間はこころ和らぐということを知ったからではないか、と思うのです。より自然に近い状態が人間にとって一番心地良いのではないか。
クルマはずっと音が大きい存在だったと思うのです。しかし技術の進化とともに快適に静かになっていく。その究極がモーターで走るクルマということではないか。
実際、クルマが何事もなかったかのようにスーとスピードを上げて走っていく。これはちょっと快感のような感じがしてとても好きなのです。

自然と調和し新しいこと創り出す。それがこれから求められることなのではないか。
クルマが静かになることで、クルマの中の人も外の人も会話が弾む、それが持続可能なクルマ文化ではないかと思います。

そんな方向に向かって、未来もクルマはずっと人々を楽しませ寄り添う存在であってほしいですね!

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