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「どうしたら、こどもの就職に口を出す親を納得させられますか?」と聞いたら、出口治明さんは。

私は10代の社会参加とか社会変革支援をするのが趣味で、仕事だ。小学生から大学生まで、毎年なんやかや、いろんなプロジェクトを仕掛けては、一緒にわちゃわちゃやっている。武庫川女子大学というところでも2コマ担当させてもらっているし、神戸市の大学生交流拠点も運営していた。

そんなことをしていると、毎年のように、就活中の大学生から、「自分はこういうところに行きたいのだけど、親がこっちに行けというんです」という相談を受ける。
私はごく単純に「そんなん、こどもの人権侵害やろ!」と思うのだけど、これでは学生たちにも、ましてや肝心な親にも、まったく届かない。

うーむ。いったいどうしたら親御さんに届くのでしょうか、と、2020年のイベントで出口治明さんにうかがった。

<私は出口さんを「歩く人類の叡智」と言ってます>

出口さんの答えは、きわめて明快だった。

「簡単な話です。いまトップの会社は、そこが頂点ということです。つまり、いまから必ず下がる。これから働くあなたのお子さんを、必ず下がることがわかっている会社に入れるんですか? ちょっと考えたら、誰でもわかりますよね」


あ、めちゃくちゃ簡単な話だった!!

ちょうど、こういう記事を見かけたりして、その日のことを思い出したので、シェアしゃす。


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