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「じぶんごと」にするために

以前Facebookで書いたことを加筆修正しました。

交通指導員について

1学期の終わり頃から桂橋の北詰で交通指導員をほぼ毎日行っています。
通常の交通指導員は交通安全推進期間の最初と後くらいに立つのですが、それ以外の日もほぼ全部です。
始めたきっかけは、自分の生活している周辺で子どもの交通事故があったら、自分自身が辛いのではないかと思ったのと、お店が開店するまでに空いた時間があったからです。朝7時30分から8時までの30分程度の短い時間です。
なので、完全に自分のためでした。
しかし、今回、玉津で不審者からの被害にあった中学生のことを思うと、交通指導しながらいろいろ考えてしまいます。

不審者の出没事件

通学中の子どもたちとは毎朝挨拶をかわします。そんな簡単な交流ですが、毎日顔を見ていると、自分の子どものようの思えます。
その子たちの一人に起こったことかどうかわかりません。別の経路で通学している子どもたちかもしれません。しかし、我が子のことのように心が痛みます。
人は、テレビニュースや新聞、ネットで事件が報道されても、可哀想だとは感じますが、自分のこととは考えられないものなのです。
中東の戦争でなくなる子どもたちはかわいそうとは思いますが、やはり海外で起こっていること、つまり、人ごとなのです。
でも、こうやって、街頭で交通指導員をやってみて挨拶を交わすようになれば、出会うこの子たちは自分の知り合いです。
「じぶんごと」になるのです。自治体のありようでも同じです。自分や自分の周りの人と感じると「じぶんごと」になるのです。

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困ったときはいつでもおいで

同じような考えで、こちらに月波やを開店したときから、子ども連絡所に登録させてもらいました。登録自体は簡単です。校区の小学校にお願いしたら、ステッカーをもらえました。
子ども連絡所は、「困ったときはいつでもおいで」としています。でも、開店してから聞いたのですが、学校の帰りに寄り道してはいけないそうです。うちに来る子どもたちも、一旦、自宅に帰ってから月波やに来ます。
確かに、しつけとしては寄り道してはいけないというのはわかります。しかし、子どもに困った時の限定で、近くのお店や家に駆け込んで助けてもらっていいという判断ができるのでしょうか。
通学路の寄り道は悪いこと、もし、立ち寄っていたら友達から「あ、いけんのんじゃ!寄り道して」と言われる。(事実、言われている子はたくさんいます。)そんなところに助けて欲しいと駆け込めるでしょうか。

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寄り道させてあげてください

2年間この店をやっていて、いろんな子が来ます。電話を貸して欲しいという子や雨宿りする子、タオル貸した子、親と待ち合わせの場所にしている子、自転車修理した子、自宅へ送った子、お金を貸した子、お菓子をあげた子、相談を聞いた子、おしっこ漏らした子、叱った子もたくさんいます。その一つとして迷惑と思ったことはありません。
寄り道してもいいんじゃないですか。少なくとも、子ども連絡所が表示されているところは、寄り道させてあげてください。また、通学路の地図に表示して、逃げ込めるところがあると教えてあげてください。
何度も言いますが、この豊後高田市が子どもの味方であることをちゃんと伝えることが大切です。
ウオーキングされる方など、もしよかったら、大人、子ども関係なく、挨拶しながらがいいと思います。市民同士の声かけが防犯に効果があるとされています。





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