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つまらない大人にはなりたくない

あの曲のフレーズが・・・

ちょうど私が高校生から大学生だった頃、佐野元春さんの曲が大ブームになっていました。
大学の司会放送部という文化部に所属していた私は、当時あったDJ喫茶での活動を行っていたので、何度も「アンジェリーナ」「someday」をリクエストされてかけていました。
大学時代はそのままDJとしてやっていこうと思った時期もありましたが、夢はかないませんでした。
アルバム「VISITORS」で初めて日本の音楽シーンにラップを導入したのは佐野元春です。
でもそれ以前から歌詞の特徴として韻を踏んだ表現は行っていました。
そして、私の頭の中でいつも鳴り響いて勇気づけてくれるのが
「つまらない大人にはなりたくない」
というフレーズなのです。

ガラスのジェネレーション
さよならレヴォリューション
つまらない大人にはなりたくない
So one more kiss to me

「戦争を知らない子どもたち」の次の世代

私は、団塊の世代の後の「新人類」と呼ばれる世代です。
全共闘時代が浅間山荘の壮絶な警察との戦いで終焉を迎えました。
その反省として、私たちの世代は徹底的な管理教育を受けてきました。
その結果、「無気力・無関心・無責任」の三無主義という「シラケ」が支配する若者と評されてきた訳です。
「さよならレボリューション」です。
でも、「シラケ」世代が本当に「シラケ」ていたのではないのです。
対抗する術を失った分、自分自身を見つめることに方向性を見出します。
その結果、「オウム真理教」事件につながってしまう体たらくですが・・・(上祐文彦は同い年)
そんな時代で育った私にとって、「つまらない大人にはなりたくない」は一つのポリシーです。
「大人になりたくない」のではなく、「つまらない大人にはなりたくない」のです。

「つまらない大人」になっていないか

だから、いつも私は「つまらない大人に」なっていないかを自分自身に問いかけています。
子どもの頃、大人ってちゃんとしていてしっかりしているものだと思っていましたが、なってみるとそうでもありませんね。
大人は、なろうと思わないとなれないのです。
自分で考え、自分の意見で、自分をコントロールし、自分が責任をとる。
そういう大人でありたいのです。
他人の意見に右往左往したり、人を踏み台にして平気な卑怯者だったり、頑張っている人の足を引っ張るような「つまらない大人」になりたくないのです。
それができているかどうかわからないですが、
少なくとも「おもしろい大人」にはなってるようには思います。

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