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運用報告: 11月1日~11月7日 戦略変更、方向予測→アービトラージ、その先に何を見るのか...

この一週間はビットコインの値動きが凄かったですね、先週も凄かったんですが、今週もすさまじいです。これは完全にバブルと言っても過言ではないです。ただ、Twitter等のメディアのトレンドにビットコインが乗り始めているので、ここからもう一段落上げるかもしれませんが、そろそろチキンレースになる可能性もあると思います。まぁ、私は裁量取引しないので、上がっても下がっても見送るつもりです。

ただ、現状の戦略ですと、リスクを取っているっていうのもあるのですが、ボラティリティに非常に弱いため、マーケットが落ち着くまではアービトラージ戦略に変更したいと思います。

運用報告

予測精度:50.14%
残高:432970円→415799円(-17171円)
最大ドローダウン:50467円

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11月4日からの大高騰で、正直そこまで大損しているわけではないですが、今までマーケットが死んでいたということもあってアービトラージは中々難しかったのですが、正直今ならいけるのではないかと思った次第です。出来高とスプレッドが明らかに大きいです。これは、成行で取引しまくってる人が増えている証拠で、チャンスと見てアービトラージ参入します。

せっかくなので、大雑把にどんな戦略で勝負するかについて話そうと思います。

アービトラージ戦略編

取引所間で裁定取引しようと思います。今BitflyerFX使っているので、せっかくなのでBitflyerFXとビットコイン現物で裁定取引しようと思います。ここら辺は物凄い短期でも価格変化の相関係数はほぼ1なので、薄利多売になりそうです。

今回私が用いる基本的な戦略は以下の通りです。

市場A: 指値注文
市場B: 成行注文(主に取引所Aの在庫リスクをヘッジ)

BitflyerFXはショート出来るので、市場BはBitflyerFXですが、市場Aはどこかの現物市場を使おうと思っております。

この戦略の難しい所は、市場Aで約定した瞬間に市場Bでも既に価格が動いていることがあり、すぐにヘッジしようとすると結局負けてしまう可能性があるということです。

そこで、市場Aの指値注文の価格が非常に大事になってきます。
ヘッジの流れ

・市場Aで指値注文
・約定したら通知
・通知が来た瞬間に、市場Bで変化量を成行注文(ここは他の執行戦略でも可

次に、マーケットメイクのプライシングするときに考慮しなければいけない点を挙げたいと思います。
リスク

・市場Aの在庫変化通知遅延時間による市場Bのボラティリティ
・市場Bの遅延によるボラティリティ
・市場Bの板のアスク・ビッド スプレッド(ヘッジする量で累積)

仮想通貨市場のアービトラージ経験者はご存じかと思いますが、とにかく滑ります(笑)私のおやじギャグより遥かに滑ります(笑)

成行注文で出したときになぜか全く想定している価格に落ち着きません。私がシンガポールに居た時代(ビットコイン、2017年バブル後)に、様々なHFT業者もビットコイン市場に参入してました。今まで金融市場で生き残った猛者たちですら、この問題はかなり悩んでいました。簡単な例で、日経先物のラージとミニにおけるアービトラージを考えると、基本的に個人投資家はこの市場に自動売買で参入することは出来ません。ですので、HFT業者はここら辺では、マーケットメイクして約定した瞬間にヘッジが出来るのです。遅延もまずほとんど生じませんし、遅延があっても個人投資家の売買の遅延はその比じゃないので、そもそも競合が少なすぎるのです。つまり、HFT業者たちは日本の株式市場であれば仲値付近で常に戦えるのです。ここで私が疑問に感じていることは、はたして、仮想通貨市場で本当に仲値付近で戦えるのか。この疑問を解決するために私は仲値付近で戦います。言いたかったことは、仮想通貨市場の仲値付近で勝ち続けることは前人未到の可能性があるということです(笑)

現物口座には122万円ほど入金して、実験していきたいと思いますので、合計163万円ほどでしばらくアービトラージについて研究していきたいと思います。既に実装済みで稼働はしているものの、改良も沢山しなければいけないので、来週の報告は少し形式が変わるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
短気組の皆さんは情報共有したり仲良くしたいと思います!
では、良い週末を!


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