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場づくりという冒険(第三回)

今回は、縁もゆかりも無かったのに、ボランティアをキッカケに今でも気仙沼の地方創生に尽力されている成宮崇史さんのお話を聞いた。

地元の高校生に『マルチなヨソモノ』と呼ばれるまでになったナルさんのお話は、とってもわかりやすく、楽しかった。

終始仰っていたのは、コミュニケーションについて。
地元の方々に受け入れられる為には?
その方々を巻き込むためには?
移住者だけ、若者だけの排他的な場にならないようにするには?
全てにコミュニケーション力が試される。

一番印象に残った言葉。
60%の自己主張
0%だとなんにも考えてない人、100%だと我が強い人になっちゃう。自分の意見も伝えつつ、他人の意見も受け止める。
たぶん、毎日これを心掛けて生活している気がするけれど、言葉にしてもらってなんだかスッキリ。
そういうことだなぁ。
この人間社会の中では、必ず必要なスキルだな…!

そして、『伴走力
人と人、人と場を繋いだり、出会った方々の伴走をするのが好きというナルさん。
でも、「この人、このコミュニティに合いそう!」と思っても、タイミングを慎重に見極めるそうで。
その人のタイミングや興味の度合いがうまく噛み合わないと、結局うまく回らない。

だから、その人と同じ歩幅で。
前に進もうとしている時は一緒に一歩。
後ろに戻ろうとする時も、一緒に一歩。
自分が必要ないなと思ったら、離れることも。
そんな寄り添い方をするらしい。

私も、出会った人達のやる気、テンション、
タイミングなんかを正確に見極める細かい目盛りを持てるように、沢山の人と関わりたいなぁ。

速く行きたければ一人で行け。
遠く行きたければみんなで行け。

私はみんなと遠くまで行きたい。