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東リベキャラで分析「キャラクタータイプ」

 いろんな作品を見ていると、「このキャラ、あのキャラに雰囲気似ているな」ということがよくある。
 数ある作品の中でも、とくにキャラクターが魅力的な、というか私が好きな「東京リベンジャーズ」のキャラを軸にまとめた。



タケミチタイプ・・・弱気で未熟な主人公。

 自己評価が低い。故に、周りの人のことをよく見ていて、尊敬している。自分のことよりも仲間のことを優先する。
 作品特有の専門知識や技術、精神などがまだまだ未熟。
 主人公じゃなくても、メインキャラには必ずと言っていいほどいる。
他作品)のび太(ドラえもん)、恵ちゃん(食戟のソーマ)、ぼっちちゃん(ぼっち・ざ・ろっく!)、善逸(鬼滅の刃)、デク(ヒロアカ)、新八(銀魂)
ウソップ、コビー、チョッパー(ONEPIECE)、シュタルク(葬送のフリーレン)


マイキータイプ・・・1、作品の看板となるキャラクター。


作品によっては主人公がこれの場合もあるし、主人公とは別にいる場合もある。

2、見た目は小さくてかわいいけれど、めっちゃ強い。ギャップ

他)ドラえもん(ドラえもん)、えりな(ソーマ)、オールマイト(ヒロアカ)、銀さん、神楽ちゃん(銀魂)、禰豆子(鬼滅)、ピカチュウ、イーブイ、パッケージの伝説のポケモン(ポケモン)、ルフィ(ワンピース)、猫猫(薬屋のひとりごと)


ドラケンタイプ・・・1、主人公、もしくは最強キャラ、看板キャラの側近(お世話係)。


主人の心の支えとなる。ボスの2番手。仁義を通す。(逆にこのタイプのキャラが問題児だったり、ボケ役になったりもする)

2、デカくてゴツい。


見た目通りに中身もゴツい場合もあれば、中身は見た目に反して乙女だったり、家庭的だったりする。

他)堂島さん、ふみ緒さん、美作(ソーマ)、お登勢さん、西郷さん(銀魂)、ゾロ、カタクリ、ジンベエ、ボンちゃんetc(ワンピース)、煉獄さん、宇髄さん、ヒメジマさん(鬼滅)、氷月(Dr.STONE)、霧島(ヒロアカ)、高順、紅娘(薬屋のひとりごと)、フェルン、アイゼン(フリーレン)

※1、2、のどちらか、または両方に該当するキャラを記載。


三ツ谷くんタイプ・・・主人公をサポートしてくれる頼もしくて優しいキャラクター。


ドラケンタイプとの違いはゴツくなくて、爽やか。でも精神面では遜色ない……と最高。
 また、他のキャラよりも数段大人で、問題児が相手でも上手く対処する(しない・できない場合もあるけど)。

他)一色先輩、日向子先輩(ソーマ)、近藤さんザキ、たま(銀魂)、虹夏ちゃん(ぼざろ)、ナミ、サンジ、ロビン、ロー、サボ(ワンピース)、しのぶさん、蜜璃ちゃん(鬼滅)、ユズリハ、ゲン、羽京(Dr.STONE)、梅雨ちゃん(ヒロアカ)、ヒンメル(葬送のフリーレン)、壬氏さま、玉葉妃(薬屋のひとりごと)


場地さんタイプ・・・荒くれ者、問題児。


一応、主人公のことは助けてくれるが、対応が粗雑だったり、淡白だったりする。でも内心では、主人公や仲間を大切に思っていたりする。三ツ谷くんタイプとは対になっていることが多い。
 最初は敵や障害として主人公を阻んだりすることも多い。
他)郁魅、黒木場、城一郎、四宮(ソーマ)、沖田さん(銀魂)、リョウさん、きくりさん(ぼざろ)、キッド、エース(ワンピース)、伊之助、冨岡さん、不死川さん、伊黒さん、時透くん(鬼滅)、マグマ(Dr.STONE)、轟くん、相澤先生(ヒロアカ)


千冬タイプ・・・主人公や特定の人物に尽くし、寄り添う犬。


ドラケンタイプとの違いは、ルックスがシュッとしていることが多いのと、ドラケンタイプは主人公よりも立場が上だったり、先輩だったりして厳かな雰囲気をまとっていたり、無愛想だったりする。そこまで主人に執着しない。あっさりしている。
千冬タイプは主人公や主人と同等の関係だったり、下の立場だったりする。故に、主人公や主人と親密になったり、主人から粗雑な扱いを受けたり、ナメられたり、迫られたりすることもある。主人に執着、依存しがち。主人本人から疎まれてもきにしない。

三ツ谷くんタイプと似ているけれど、そことの違いは、三ツ谷くんタイプは誰に対してもニコニコと爽やかに接する。例え敵やムカつく相手、問題児に対しても、あまり嫌な顔をせずに大人に冷静に対応する。徳の高い女神さまや仏さま、聖人君子のような人物。
 もちろん、相応にキレたり威厳を見せたりすることもある。
 ドラケンタイプと同様、主人公より立場が上のことが多い。
千冬タイプは特定の人のことはめっちゃ慕ったり、仲良くするけど、その他の人に対しては淡白めに接する。そして、敵に対してはしっかり敵対する。主人の敵は自分の敵。熱心なオタクのようなタイプ。
 主人への想いが強すぎるあまり勝負に負けて悩んだり、主人のためにと狂ったり、敵陣へついたりすることもある。

他)緋沙子、葉山、イサミ、早津田みつる(ソーマ)、土方さん、さっちゃん(銀魂)、大樹、ホムラ(Dr.STONE)、ハンコック(ワンピース)、愈史郎(鬼滅)、お茶子ちゃん、飯田くん(ヒロアカ)、喜多ちゃん(ぼざろ)


キサキタイプ・・・主人公にとってのライバルキャラ。

主人公とは真反対の価値観、立ち位置、境遇。でも意外と主人公と共通点や似通ったところがあったりする。同じタイプ同士がぶつかり合うことも。
宿敵や章ボス、またはライバル関係にあったりするが、必ずしも敵対関係にあるとは限らない。
むしろ、これから親密になっていく相手だったり、恋仲へと発展していくのはよくあるネタ。
最初はシークレットキャラになっていたり、噂などで伏線が貼られたりする。

他)タクミ久我先輩、司先輩、叡山先輩(ソーマ)、高杉、朧(銀魂)、天竜人、ドフラミンゴ、他の海賊団船長(ワンピース)、無惨、鬼(鬼滅)、ツカサ(Dr.STONE)、爆豪(ヒロアカ)、クルミ(君に届け)、羅漢、水晶宮の侍女(薬屋のひとりごと)


こんなところだ。

もちろん、キャラクターによっては微妙だったり、他のタイプも兼ねたりするが、概ねこのタイプかな? と想像して振り分けてみた。
2次元キャラだけでなく、3次元の人間に当てはめてみても面白いと思う。

個人的見解として、三ツ谷くんタイプと千冬タイプを積極的かつ上手く書くことで、物語全体の魅力と人気が上がると思う。
この二人の存在は、殺伐とした東リベの物語中での安息地帯なので。

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