見出し画像

PCが繋ぐこころの世界のあちらとこちら

遠隔業務の呼び名がいつの間にかテレワークになった。コロナのインパクトって実はそれくらいなんじゃないだろうか。

日本の家族はいまだに東京の端から端へ、満員電車に揺られながら会社に通っているし、Yahooニュースは世間の大半は緊急事態宣言が出ても在宅勤務は検討しないとか言ってるし。ポストコロナとか最近よく聞くけれど、本当にそんな世界はくるのだろうか、という気さえしてくる。

そんな私だが、テレワーク歴は結構長くなった。ネットの恩恵を全身で受けながら、私はお金をもらっている。国外を拠点にすることが増えてきたからだ。長期で海外出張をしながら国内の同僚とミーティング。兼業しているプロジェクトの研究活動。今は留学をしながら二つほど遠隔で業務に携わっている。そんな感じで、まじでインターネットを作った人に足を向けて寝られない感じである。

画像1

今は留学中の身なので、遠く離れた地からこうやってお賃金を頂けることは非常にありがたい。一方で、テレワークが私にくれているものは意外ともっと人間らしいものだなぁと、特に最近強く感じる。

離れていても、同じ目標に向かって応援しあって支え合える、貢献しあえる仲間がいることが、すごくありがたいのだ。

留学現地では日本人の友人もそこまでいないので、日本語を一言も話さないという日もザラである(そもそもゆうじがそこまでいないので、何語でも一言も話さないという日もザラであるが)。そんななかで、テレワークでの会議が精神的に支えになることもある。もちろん日本時間に合わせるのは、時差の関係でつらいときもあるけど。それでも結構気分転換になるのだ。

*************************

ポストコロナでは、っていうか令和の世界では、テレワークはもっともっと普及してくるかもしれない。それでも人間は”にんげんどうしの繋がり”を求める。どんな形であれ、誰かと繋がって助け合うことは、本当に心を支えることだ。そして、とても贅沢なことだ。

テレワークは、あなたを場所から解放して自由にするが、孤独にすることもある。そして、あなたの心を誰かと繋いでくれる可能性もある。

#リモートオフィス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?