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ヤーズまとめ


こんにちは!かなです🙆‍♀️🌸


今回はヤーズまとめ!ということで、今までに紹介した「3A、4A、ハンマー」の比較や、進み方のポイントを書いていこうと思います!


↓今までの3つの記事はこちらにURLを貼っておきますっ♪↓







◾️ヤーズは進むだけではない

進むことが1番の目的ですが、それだけではないんです!

1アタックで使えるタッチは6回だけなので、進んでから仕掛けるのではなく、進みながら効果的にタッチを使って仕掛けるのがベストです!!


①ディフェンスを崩す

トライを取る為には、ディフェンスの状態を崩して少しでも有利にしたい!今まで紹介した一箇所を縦に攻め続けることでも少しずつ崩していけますが、それ以外にも、ディフェンスを左右に振るようにタッチを使い崩していくなどの方法もあります!どの方法にしても、デジフェンスを崩すには「止まらない事」が重要になります!下で詳しく説明します!


②サブ交代

タッチラグビーは、いつでも何度でも選手の交代ができますが、ボールが動いている中で交代するなら基本ヤーズ中です!守備中には交代ができないですよね。なのでアタック中にするのですが、ヤーズ中にサブ交代するのは、効率よく”全員”が交代できるし、攻めている途中にフレッシュな選手になることで最後の仕掛けもスピードを落とすことなく、寧ろスピードアップして仕掛けることができます!


③守備

自陣から、前に進むことで相手のトライまでの距離を長くする守備的要素も含まれます!たとえトライが取れなくても、敵陣近くまで進めれば相手も攻めるのが大変になりますね!



というように限られたタッチを、有効に使う為に、1つのタッチに色々な意味があります!!その場で全てを考えてるわけではないですが、いいヤーズができれば結果的にそれについてきます!



◾️ポイントは止まらない事!

ヤーズはスタートからフィニッシュまで止まらないことが大切!!

ヤーズは、スピードと流れが重要です!限られたタッチで前に進む中で1回でも止まってしまうと、流れを取り戻すのが難しくなります。なぜ流れを止めたくないかというと、理由はディフェンスの状態にあります。

写真と共に説明していきます!

写真上がディフェンス、下がアタックです!

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ヤーズの始まりは、ディフェンスが全員オンサイド(ボールから5m下がれている)なので、ハーフがボールに触ったら誰でもタッチに行くことができます。

ですが、ディフェンスはタッチして前に進まれるのを阻止しながら、タッチが起こるたびに全員が5mのところまで下がらなくてはいけないません。

そこで、アタックはいいスピードで止まらずに前に攻め続けると、、、

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今タッチしている1人以外にもオフサイドプレーヤー(5m下がりきれてないディフェンス)が出てきます。ディフェンスが自主的にカバーで上がっている時もありますが、一個前のタッチで下がるべき距離を下がりきれてない状態で、次のタッチが起こると間に合わずにオフサイドプレーヤーになるディフェンスがうまれるということです。


さらに続けると、、、

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準備に間に合わないディフェンス(オフサイドプレーヤー)が増えていき、徐々にアタックが有利になっていきます!

このように

ヤーズのスピード(スムーズさ) > ディフェンスの下がる(準備する)スピード

だと、すぐにタッチに行けるディフェンスが少なくなり、最初より前に進める距離が長くなるし、スクープなどの最後の仕掛けもしやすくなります!!

これが、ヤーズの途中で止まってしまうと、増えていたオフサイドプレーヤーがいなくなり、最初の状態に戻ってしまうので、仕掛けにくくなってしまいます。

なので、止まらずに進むことが大切なんです!!


↓こちらにハンマーの動画解説を載せてあるのでよかったら合わせて見てくださいっ♪



◾️ヤーズの使い分け

では、どのようにヤーズを使い分けていくのか。

いままで3つのヤーズを紹介したので、そのヤーズを使って説明していきます!


▫️3つのヤーズの違い

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         ↓                  

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簡単にいうと、4Aは中央でサブ交代不可。
3Aとハンマーは端でやりサブ交代可能です!



▫️使い分け

試合では、『今日は、3Aと4Aでいこう!」とか、「ハンマーと4Aでいこう」のように、試合前にどのヤーズを使うかをチームで確認しあったりします。

もともと、決めていてそれだけをやっているチームもあるかもしれませんが、いくつか練習してあるとその時によって選ぶことができます!!


どうやって決めてるかというと、”サブ交代できるヤーズ”と”サブ交代せずにまっすぐ攻めるヤーズ”を両方入れるようにして試合に臨んだりします。


サブ交代できるヤーズだけでも成り立たなくはないですが、サブに行く=ボールを横に持って行く と、横に持っていかない4Aに比べて縦へのプレッシャーは少し衰えます。体力的に大丈夫なのであれば、4Aでサブ交代をせずに攻める。交代が必要なら、3Aまたはハンマーで攻めると使い分けて見てください!


ちなみに3Aかハンマーかですが、3Aはサブ交代しなくてもでき、ハンマーはサブ交代が必須です。

サブ交代するということは、サブに交代するだけの人数がいなくてはいけないので、それだけの人数がいるならハンマーをお勧めします!

もし、チームの人数が少なく交代ができないのであれば、3Aを使いましょう!!



◾️まとめ

タッチラグビーには、ゴール前のサインプレーも沢山ありますが、試合中はヤーズの機会がとても多いです。トライが起きるまでは、試合が止まることはないのでお互いヤーズの繰り返しになります!!


紹介したヤーズ以外にも使われているヤーズがあるし、少し変えてやってみたり、全く新しく作ることもできます!


最後の仕掛けに向けて、どのようにタッチを使って行くか。チームならではの新しいヤーズを考えて練習するのも面白いですね!!



最後まで読んでいただきありがとうございます!!


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