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タッチラグビー 〜クイック〜

こんにちは!かなです🙆‍♀️🌸


今回は「クイック」について説明します!


◾️クイックとは

タッチしたディフェンスを、とにかく早く狙ってトライを取るプレーです!タッチラグビーで1番オーソドックスなサインプレーです!


タッチしたDFは5m下がるまで再びタッチすることができないので、下がる前に早く攻めます!!


タッチが起きたらまずロールボールをします!そしたらすぐにハーフから再びボールをもらい攻める。ハーフではトライが取れないのでトライが取れる選手が攻めるプレーです!


言葉では分かりにくいので、動きの動画はこちらに載せました。(動画は、2019年W杯に男子日本代表として出場した掘くんのです😄とっても早くて上手いので是非見てください!)


https://www.instagram.com/p/CAv2yOUBWXy/


◾️使う場面

クイックはゴール前で使います!一番多いのはミドルとミドル(コート中央の2人)です!どこで使ってもいいのですが、多いのは中央です!!


タッチカウントが浅い(タッチ1・2・3とか)ときにも使いやすいです!というのは、攻めてるのがハーフではないのでタッチされてもまだ仕掛けるチャンスが残せるから!例えば、ロールボール後、拾ったハーフがそのまま攻めてもいいのですが(パスが無い分早いから)、ハーフがタッチされたら攻守交代なのでリスクがあります!なので、タッチカウントが浅い時は、そういうリスクをおうプレーよりも、クイックのようにハーフでない人が攻めることが多いです!


◾️クイックを使うメリット

私なりに考えて見ました!!


▫️凄くシンンプルで使いやすい

2人しか絡まないので、使いたいときにすぐに使える。さらに、複雑な動きもないので使いやすいです。このクイックで点が取れるならそれをやり続けてもいいくらい基本のプレーです!とれなくなったら次のサインとか。


▫️ディフェンスを中央によせる

クイックをやられた時のディフェンスはかなり近くに寄ります。というのは、タッチしてからトライまでがすぐだから!

この写真のように、2人がとても近いです。でもこれでもトライになっています。少し離れたり、遅れたりするとトライになってしまうので、クイックという時点でディフェンスは中に寄ります(クイックに限らずですが、タッチからトライまでが比較的早いサインプレーだから)。そうすると、中に寄ってるぶん外をあけることができます!


▫️次の仕掛けが有利になる

ディフェンスを中央に寄せるにつながるのですが、例えクイックでトライが取れなかったとしても、クイックをした場所にディフェンスを集めることができるので他の場所をあけることができます!!

例えば左でクイックしたら、右が広くなる。右でクイックしたら左が広くなる。のように次仕掛ける方をあけるために使うこともあります!その場合は、トライに向けて飛び込む前に、タッチされると分かってもパスをせずにそのまま攻めきってディフェンスをひきつけます。



シンプルなプレーだけどとても有効です!!





◾️足の運び方

さぁ、ここからは、クイックの技術てきなところに入っていきます!!

まずは、足の運び方ということで、ロールボールする時にどうやって横にひらくかということ。2つ紹介します!(タッチしたDFの方にひらいてるイメージ)


①クロスする

これは、クロスするようにあしをもっていくタイプです。タッチ後1歩目はクロスしつつ斜め前へ、2歩目(写真1番左)ではすでにボールをもらい前に走り出してるような感じ。


②ケンケンする

これは、足をクロスしません。左足があった所に、入れ替えで右足をもってきます。入れ替えた後の左足では前に進んでいます。


この2つです!跨いでひらくというと、最初は①が多いのではないかなと思います。私も最初はそうでした!でも今は②の方を使っています!


①と②は、普通に考えると、②の方が上に跳んでる分少し遅くなります。なので純粋にスピードで考えたら①の方が前に早くいけます。クロスしつつ前に出ながらゴールに向かえば早いです。なので、タッチに勝っていて(有利な状況でタッチができた時によくこの言い方します)外に速攻攻めたい時とかは使っても良いと思いますが、気をつけたいのは「ノットストレート」です!

ゴールラインと肩を平行にしてロールボールしなくてはいけないので、このまたぎ方は少し窮屈に感じるかもしれません。でも試してみてはほしいので、ノットストレートにきをつけつつやってみてください!!


そして私が、②を使う理由は、ひらく幅がコンパクトですむから。というのは、ハーフからボールをもらうまでの時間を短くしたいからです。そして、②だとひねりが無いので、体の向きがずっと正面を向いていられるからボールをもらいやすいし、相手も見やすいし、もらった後に好きな方向に行けると、わたし的にメリットばかりだと思うからです。




◾️注意ポイント

写真の向きが変わり、横から撮影してます(攻めている方向は写真を見て右)

これはひらく方向で、パスは後ろにしかできないからと、後ろにひらくのはあまり良くないです!というのは、ゴールラインから遠くなるから。DFの方が早く下がって守られてしまいます。

なので、横もしくは少し前にひらきます。

ここで重要になってくるのがハーフです!



◾️ハーフのつき方

ゴールは写真手前。(これまた向きが変わってすみません。)

↑こうひらいた人に対してのハーフです。

ハーフは横から入り、1歩前に出ながらパスをします。そう、ひらく人は横もしくは少し前にでても、ハーフが合わせてくれるから前パスにならないんです!

このほうが早く攻められますよね!

ポイントとしては、この場合、左足をボールの近くにおくことです!そうすると、大きく前に1歩踏み出せるのでパスをしやすくなります!


こうやって後ろからハーフに入ると、追いつかずにフォワードパスになる可能性があるので注意です。遅れるとこうなりがちなので、クイックは2人のタイミングを合わせることも大切ですね!




◾️まとめ

開き方で、わたしは②を使うといいましたが、そこで意識してることは、頭の高さをなるべく変えないことです!

ケンケンといってますが、上に跳んでしまうとその分次の動作が遅くなるからです。ボールを跨げる高さまで足をあげるだけで、他はコンパクトに早く動けるようにするのがポイントです。


是非やってみてください!!


今回もみてくださりありがとうございました!!

▫️くらいしかな

▫️タッチラグビー日本代表(’15’19)

▫️Acoustic guitar

▫️wacci




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