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ゴール前ディフェンスのポイント!



さて、今回は以前説明したディフェンスシステム”外追い内任せ”のゴール前のポイントについて書きます!


前回の記事「判断か誘導か」で載せた動画のディフェンス



◾️外追い内任せの復習

外追い内任せとは、タッチラグビーのディフェンスシステムの一つです!

基本は6対6の目の前の人を守るのですが、ひとりでずっと見るのは難しいので、
自分はトイメンの外側(人数が少ない方)を守り、内側(人数が多い方)は隣の人に任せるというシステムがあります。


↓詳しくはこちらの記事をご覧くださいっ♪



◾️ゴール前ディフェンスのポイント

ディフェンスのポイントは沢山ありますが、まずは絞って基本的なところから説明します!
今回のポイントは、発展したディフェンスでも重要なポイントにもなります!!

ポイントの説明の前にコーナーとヒットとという言葉も使うので解説します。

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外を守る=コーナーを守る 
コーナーは、ショートサイド(人数が少ない方)

ヒットサイドは、コーナーと逆のサイドで、オープンサイド(人数が多い方)


ショートサイドはコーナーを守り、オープンサイドはヒット

として説明していきます!



1・コーナへ下がる時は肩を合わせる!

タッチラグビーではタッチが起きた場所からDF全員が7m下がるルールがあります!ゴール前での外追い内任せのシステムでタッチしたディフェンスが意識したいことは、肩を合わせることです。

どういう風に合わせるかというと、攻めてくる相手(アタック)の外肩と自分(ディフェンス)の内肩を合わせます!


もし肩を合わせなかったら、、、
まず、トイメンの外を守りたいのに内にいたら、この時点で外にズレを作られてしまっているので外を守るのが難しくなります。

また、外を守るためにトイメンの外に行きすぎても守りにくい状況がうまれてしまう可能性があります。

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上図は外に行きすぎている場面です。
この状況であればトイメンは外を守る事ができますが、注目したいのはヒットサイドで

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内側に来たら隣のミドルがタッチに行きますが、トイメンの人が外に行けば行くほど内側をカバーするDFは大きく寄らなくてはいけません。

つまり、内側を守るヒットサイドのディフェンスが大変になってしまうのです。
想像以上に外に行った場合は、ヒットに間に合わなくなりトライをとられてしまう事もあります。

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なので、トイメンは肩を合わせて下がることを目安にコーナーを守りましょう!


2・内に反応しない!

これは、コーナーを守るディフェンスのことです!

主に下がっている時(つまりオフサイドの時)のボールキャリアのトイメンのDFのことになりますが、

ボールを持っているトイメンが外側に走っていた途中で内側に行った時に、合わせて内側に反応ししてしまうと、その瞬間にまた外に行かれてしまいます。

そうなると、人数の少ないサイド(ショートサイド)で3対2などを作られてしまいます。

ショートサイドは人数が少ない分攻めが簡単になってしまうので、7m下がっている間は外に下がり続けて外を守ることを徹底しましょう!


1の肩を合わせるのは、相手が外方向に行っている間のことで、内側に行ったら合わせる必要はありません!



3・ヒットサイドは先に準備する!

次はタッチしたディフェンス以外のディフェンスについてです。タッチが起きる時には素早く反応してヒットの準備をします。

タッチが起こると分かったら、タッチしたディフェンスよりも早くゴールラインまで下がり、次のタッチに行く準備をします。タッチしたディフェンスは、一番長い距離を下がらなくてはいけないので、周りはその人をカバーできるように先に準備をしておくことが大切です!


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ここで一つルールを含めた注意点です!

DFは全員タッチが起こるまで前に上がり続けなくてはいけないというルールがあります。
(少しでもゆっくりでもいいので前に。後ろに下がるのは反則です。)

ヒットサイドは先に準備するとお伝えしましたが、タッチが起こっていないのに下がったり、上がらずに止まっていたりすると”オフサイド”の反則になります。

なので、タッチが確実に起こると分かったタイミングで下がり始めましょう!


4・下がったら上がる!

まずタッチしたら7mラインでタッチが起きた時にゴールまで下がります。その後のことで、ゴールライン上で止まるのではなく2、3歩前に上がります。(2.3歩は目安)

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ゴールライン上にいると相手がトライまで近くなってしまうし、ダイブしてきた相手は低い姿勢なのでタッチしにくくなります!

上がる理由や場所についても詳しく説明したいので、また別記事で書こうと思います!

まずは、ライン上ではなく、下がったら前に2、3歩上がるを意識してみてください!




5・体は常にトイメンの方向に!


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これは、”タッチラグビーのディフェンス”の記事でも書きましたが、ヒットが起こるとトイメンとはズレた人を守っていることになります。ヒットでタッチに行ったとしても、本当のトイメンにすぐ戻らなくては行けないので、すぐ戻れるように体はトイ面のいる方へ向けたままにします!

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◾️まとめ

今回はゴール前ということで、基本的なポイントを説明しました。

1、コーナーを守るときは自分の内肩と相手の外肩を合わせる!
2、外に攻めてきた相手が内に行っても反応せず外を守る!
3、タッチするDF以外はタッチが起こるタイミングで先に下がって準備をする!
4、ゴールまで下がったらラインよりも前に上がる!
5、ヒットに行っても体は常にトイメンのいる方向に向ける!



バック走という慣れない動きに加え、体の向きを意識するのは簡単ではありませんがとても大切なことです!

いくつかポイントはありますが、一つずつで良いです!意識して練習して見てください^_^



今回も最後まで見てくださりありがとうございました!





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