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助産師より|ベビーマッサージ💓赤ちゃんとゆっくり

こんにちは。新型コロナウイルスの脅威。気持ちもしんどくなりますね。

ママさん(もちろんパパさんも)、こんなときこそ、ゆっくりした気持ちで赤ちゃんと触れ合って、愛情に満ちた時間を過ごしてください。


1.期待される効果と留意点

💛赤ちゃんにとって、心地よさ、ママからのタッチの温もり、やさしい声、自分に語りかけてくる口もと、笑顔とアイコンタクトに包まれ、"自分に注意を向けてくれている“ということが、とってもよく伝わります。ママの方も、呼応するように幸せな気持ちになり(愛情ホルモンの分泌も高まる)、相互作用が深まります。

(スキンシップ、コミュニケーションをとる1つの方法ですから、嫌がったら、無理に行う必要はありません)

💛体調が悪い、皮膚の状態が悪いときなどはやめておきましょう。


2.マッサージの方法

〈準備〉お部屋の温度は25℃前後(裸んぼになるので)。準備するものは、べビーオイル、寝かせる敷物として柔らかいバスタオル(綿100%、赤ちゃんの肌はとても薄くてデリケート)、もしよったらBGM(オルゴールとか優しい音楽)、やさしい笑顔と語りかけ

マッサージの後の水分補給に、2倍希釈麦茶、もちろん母乳やミルクでOK。

ママは 始める前に 手をしっかり洗いましょう

〈実施〉ベビーオイルはママの手のひらにとり、人肌に温めながら使います。適度に密着したハンドリングで滑らかに行います。

1)赤ちゃんの片足 太ももあたりから、ママの両手でつかむようにして把持したら、ママの左手、右手、の順に太ももから足先に向かってなで下ろします。2~3回くり繰り返したら、もう片方の足も同じように行います。

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2)赤ちゃんの両足、足関節付近を、ママの両手でそれぞれ握り、左右に2~3回優しく振って足首をほぐします(片足ずつでも良いです)。

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3)左おしりの下から、ママの片手で片方のお尻を軽く持ち上げます。内側から外側に向かって円を描くように2~3回撫でるマッサージ、右おしりも同じように行います。

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4)両ふくらはぎあたりから足を持って、両足を持ち上げた後、ゆっくり、赤ちゃんの太ももをお腹の方へ、股関節のゆるい屈伸の動きを2~3回行います。

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5)首が座っていたら足を軽く揺すってもいいです。
6)両手のひらを胸の中心に置き、ハートを描くように胸を撫で、その流れに続いて肋骨をなでる感じで背中側に向かいます。

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7)ママの手のひらを 赤ちゃんのお腹の上に置き、3周 大きくゆっくりと 時計回りの円を描きます。

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8)肩から手の先まで長いストロークで優しく撫でさすります。
9)赤ちゃんの右脇をママの右手で把持し、赤ちゃんを横にむけたら、首の付け根からお尻に向かって背中全体を2~3回撫でさすります。

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10)首がしっかりしてる赤ちゃんは、うつぶせにして腰から背中、腰から手先まで撫であげ、次いで、肩、お尻、足首へと長いストロークで全体を撫で下ろします。
11)仰向けにし、バスタオルでくるむようにしながら、余分なオイルは優しく拭き取ります。一度抱き上げて、ねぎらってあげてください(がんばったね、とか、気持ちよかったね、とか)。


*血液循環やリンパの循環が促され、代謝も上がるので、着衣をととのえたら、水分補給をします。


♥ありがとうございました、子育て楽しんでください。ではまた。♥


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