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幻のフラワーパーク (王様の二度の却下)

 証拠の日記②(我が家の裸の王様シリーズ)

 鹿児島の指宿という有名な観光地には、20年近く前からフラワーパークという観光地が存在している。

 基本、夫は自分の行きたいところしか、連れて行かない。

※ちなみに私が今日は公園に連れていくね。というと、ずっとふて寝して、ついてこない!朝のうちに大型スーパーに行くと告げていたら一緒についてきたいようで、そのころまでは、仮面ライダーさえ観たら、早々に掃除機をかけてくれて「連れて行くぞモードの王様だったこともある。※今では掃除機をかけるのは、自分でガラス製品を割ったときか、自分の友達か仕事関係の人が家に上がるときだけとなっている。休みが二週間続こうが、私だけが一日仕事で家にいなくても全く動じず、肩身が狭くならない自分軸全開の夫である。

  でも、公園。と言っておくと、まったく寝たまま起きてこないので幼い三人を私はいつも昼から公園荒らしのように毎週連れて行っていた。(あの時が今思うと人生で一番楽しかったのだと思う)

話しは、戻る

指宿といえば、ほかに唐船峡という真夏でも涼しいマイナスイオンたっぷりの避暑地の谷間にあるそうめん流しも有名だ。

他には、長島パーキングガーデン、、、あげたらキリがない指宿の観光地はだ。

ど貧乏まっしぐらの我が家の夏のお出かけは、だいたいが家族全員が千円で泊まれるテント持参のキャンプでしたが、夏といえば、数年おきだったが、そうめん流しにいけたこともあった。(ほとんどが父母らとともに行って支払いもしてもらっていたっけ)

この話は、その帰り道のこと・・

その帰りに道、私は2度ほど
「フラワーパークにも行きたい!」と言って甘えてみたことがある。もちろん、無言の家族全員のドライブが定番の我が家。通夜のような車内だけど、勇気を出して二回言ってみた。

 車は、まさかの二回ともフラワーパークを回ってくれたのだった。

(ここまでは、優しい夫だ)

 フラワーパークの駐車場まで‼️
 後にも先にも・・😂

 
  駐車場まで!?

 そばといってもそうめん流しから20分くらい離れていただろうか?我が家とは反対方向へ、かなりのドライブになるのだけど、2回ともエンジンを止めるや否
 
 降りようとした私たちに待っていたのはキングのお説教

 はい‼️どこかで聞いた!見た!このシチュエーション😂あ、始まったデジャブ😭

 「ねえ、ここはねぇ。花が植えてあるだけだよ‼️(知ってる!フラワーパークだもん)花を見て何になるの!」

 三人の息子たちの顔は、「えっ?」車が二十分もかけて寄ってくれたのにまさかの降りないし、ここで遊ばないの・・・?っていうか、あ、また始まった・・・って感じの顔。

 結局、2回ともその説教の後、エンジンをかけて我が家へ撤収の良い思い出?😂(最悪の思い出)もろちん、車内は、いっそう通夜のように喧嘩終わりの家族全員静かな雰囲気。。。。そうめん流しのあとのいつものこれ。。。

 
 そういうことも踏まえて3年前のあの事件、も、納得かな。

あの頃からキングは、おかしかった。

 生まれつきかもしれない。どこかがとか、誰かのせいではない。

うまれもっての変人。偏屈。屁理屈、自分本位人間。ただそれだけだ。

 
 私の両親を誘っておいて外で待たせておいて、やっぱり連れて行かない。と、無断でやめて放置した罪。

 その後、キングは一人でバイクで佐多岬や当時やってた西郷隆盛の大河ドラマに出てきたロケ地へ、一人で行き、家族ライングループに

 佐多岬なう!ぜごどんのドラマのロケ地なう!と写真を送りつけてきたほど。

 今では、私の両親が温泉や山川港からのフェリーで行きたいと、注文をつけたから、二度と連れて行かない!と、悪者になってる私の両親だ。

 いつかのためにここに記していきたいと思ってこれもまた証拠の日記とすることにする。いつか、私は本を出版してその本に「おしん」とつけると思って生きてきたけど、もう「おしん」は、古すぎるから・・何にしょう。


 追記・・このところテレビでフラワーパークがよく出ているのだ。それで母からまた「ばあちゃんは、もう無料で入れるから行こうな」と誘いの言葉・・この母からのこの誘いももう十回以上聞いているけど、行けるという日になると必ず「そんな遠いところいかないよ。歩くのしんどいで」となるやはり夫と同じ自己愛さんの母である。

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