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デンソーが開発した『自動押印ロボット』は世界の未来を手助けする

2019/12/11 ITmedia NEWS

『デンソー』と『日立』が共同で
自動で押印が可能なロボットのサービスを発表しました。

意味が分からないと思いますので、簡単に説明します。

(1) 2台のカメラにパソコンを接続
(2) カメラが書類をチェック
(3)  どこに印鑑を押すか、AIで場所を把握
(4)  ハンコを「ポン」と押す!
(5)  ページをめくって次の書類でも押す場所を探して...。
~ 上記を繰り返し ~

まさに『自動でハンコを押すロボット』です!

この開発に関して、
Yahooニュースのコメントも、Twitterも、
酷評が目立ちます。もう、散々な言われようです。

「すごい技術は分かるけど、どうしてそっちに行ってしまったの!?」
そんな意見も目立ちました。

正直、私もそこまで需要があるのかと思ったのですが、
そもそも、なぜ『デンソー』がこの開発をしたのか考えました。

量子コンピューターの分野で、
Google、IBMを抜こうとしている世界のデンソーが、
そんな、限定的な開発をするはずがない......。

このアームロボット。名前を

産業用人協働ロボット「COBOTTA」と言います

まず、デンソーのホームページを見ていきますと、
専用サイトがありました。

このページには「COBOTTA」の活用例が出ていました。
良く調べると、アームを組み変える事が可能で、
紅茶パックの箱詰め、部品の仕分け、さらには抹茶を点てる作業まで!
そして、持ち運びが手軽に出来る大きさ、重量。

つまり、デンソーは『手』を発明しました
ちなみに、Amazonで調べたら「COBOTTA」売ってました!

結構なお点前のお値段ですね。
ですので、まだ業務用と思われます。

「AI」や「RPA」といった事務作業の自動化は進んでいるのですが、
どうしても職人技が必要な『手』に関しては、
代替が難しいと言われてきました。

デンソーは、この分野をリードしたいと考え、
開発したのではないかと考えます。

また、冒頭の「自動で押印」は、膨大な紙の書類に
角印を手動で押す作業が必要な職場があり、
この『手』の使い方にも、実際に需要もあるとの事です。

必要な場所に、ちょっと手伝ってほしい。
そんな優しい気持ちの『手』を作りたかったのですね。

ロボット開発で世界を席巻しているデンソーならではの発明です。
実際に動画もありまして、開発者の気持ちが良く分かります。

この発明は、応用がきくと考えます。
介護でも、人が入れない被災地、さらには宇宙での実験など、
『手』の発明は重要な課題であり、ニーズがあります。

応用が無限に広がる発明は、世界を変えます。

この印鑑を自動で押すロボットから、
私は『優しい未来の世界』が見えました。

「COBOTTA」に入れてもらった抹茶は、
どんな味がするのでしょうね。ちょっと、いただいてみたいです。




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