見出し画像

プロローグ

私について

 初めまして。Kay(ケイ)と申します。Kayは現地で使っている偽名(ニックネーム)です。私の本来の名はよくある三音節の名前で、現地の人からすると少し呼びづらいとのことなのでKayを名乗っています。この偽名を使い始めてからはスタバで名前を何度も聞かれ、結局間違えられるということも減りました。ちなみにブログ名「kayyの~」のyが一つ多いのはyが私の苗字のイニシャルだからです。メモランダムは備忘録や覚書を意味する英単語です。
 私はとても平凡な人間で特別なスキルもありません。衝動的で好奇心旺盛ですが、内向的で臆病でもあります。おかしな組み合わせですが要するに、自分のことを特別だと思っている節がある運の良い人間です。正直なところ、自分がどんな人間であるか自分でもわかりません。今後更新されて行くであろう記事のから「あっ、こいつはこんな人間なのだな」とわかる瞬間があるかもしれません。

なぜブログを書くのか

 今年の四月に日本を出て、はや二か月が経とうとしています。最初こそ語学学校だったり、バイト探し、家探しに翻弄されてきましたが、今は少し時間にゆとりがあります。趣味の楽器も手元にないからできず、時間を持て余しています。理由といえばそれぐらいです。
 なぜ暇つぶしとしてブログを選んだかというと、ブログを書くという行為に憧れを持つようになったからです。初めての長期の国外滞在、ビザの申請、不安はたくさんありました。それらの不安を取り除いてくれたのは、先人たちが残したブログという轍です。大してお金にもならない、素人の文章に需要などあるわけがないと思い込んでいた私にとっては衝撃的なことでした。
 お金のためじゃない。ただ、誰かの助けになればいい。どんなかたちであれ、必死にGoogle検索をかけ、ニッチな不安を解消しようとしている者の助けになればそれで良いとおもっています。なので、思索の断片も、経験もくだらないことも共有していきたいと考えています。そのついでに一銭でも手に入れば最高です。


イギリスに行くまで①

発端

 2023年10月、悩みを共有する仲の友人が休学し留学するという話をしてくれたのが、発端といえるでしょう。大学にだらだら三年間通い、特に何を成すわけでもなく、ストレートに就職活動し、卒業すると思っていた私にはとても刺激的な話でした。ドイツ・ポーランド・ベトナム・カナダとコロナ以前は好奇心の赴くまま、海外に行ける機会があればすべてに参加してきた私でしたが、円安・日本の居心地の良さそして、多くの悪い面を知りすぎたことから、大学生になりコロナが落ち着くころにはすっかり海外への興味を失っていました。今考えてみると、海外生活という恐ろしくも魅力的な挑戦に臆病になっていただけに思えます。コロナという言い訳で挑戦から逃げ続けていたのでしょう。

どの国へ?

 その日を境に海外生活についてリサーチをはじめ、アイルランドかイギリスに行くという結論に至りました。初めての海外がドイツだったこともありヨーロッパに対して強いあこがれを持っていた私は、滞在中にヨーロッパを旅するという浅はかな野望をもっていました。また、みんなと違うことをしたいという逆張り精神がある私は、カナダ・ニュージーランド・オーストラリアなど英語留学として一般的な地域より、日本人があまり行かないヨーロッパ圏にきめました。そして、候補として挙がったのはアイルランド・イギリス・マルタの三か国で、マルタは学生ビザしかないとのことだったので結果的にワーホリがあるアイルランド、そしてYMSがあるイギリスの二つに的を絞ることになりました。

初めの一歩

 2023年11月中旬、ここまでまとまった私は、何をするべきか知るため大学の留学窓口へ向かいました。就職もあるので2024年の4月に出発し12月に帰ってくるという条件を自分に課していた私は、心の中でこんな突貫計画で大丈夫なのか、そもそも4月にまにあうのかという不安に苛まれていました。窓口でもう間に合わないと言われ突き返されたら、私のこの期待感はなかったことになり、一気に就職活動へ舵を切ることになる。そう思う反面、断られたら断られたで、こんな不安だらけの挑戦についてこれ以上考える必要もなくなる、楽になるなとも考えていました。結果としては、あっさりとまだに間に合うと伝えられ、大学が斡旋しているWishという留学エージェントとの面談が組まれたのでした。

続く…

おわりに

 ここまで目を通していただきありがとうございます。中身のない自己紹介もあり長くなってしまいましたが、普段はこの半分か三分の二ぐらいを目標に書きたいと思います。火曜日と金曜日に更新することを目標にのんびりやっていきます。誰かのお役に立てれば、誰かの暇つぶしになれば、どんな形であれ幸いです。ではまた。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?