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やっぱり恐い

人から離れれば
楽になれると思っていた

今いる場所から離れれば
楽になれると思っていた

でも
苦しい

やっぱり人が恐い
なにかをだれかといっしょに
やろうという勇気がわかない

いいか…
いまはそんな勇気がわいてこなくても

んんっ!?
この恐いという感覚?

子どものときの感覚だ
人見知りで「えーん、えーん」と
泣いていたあのころ
なぜかわからないけど
知らない人が恐かった
そのときの感覚に似ている
とにかく無性に恐い

とにかくいまは
がんばった自分をたたえよう

働いているときは
壮絶だった
日々
何ごともなかったように過ごしてきたが
いろいろな出来事の
いろいろなシーンが
心に深く刻まれている

その場にいた人たちはみな
それぞれに自分の中にあるものを
表現しただけだ
だけど
わたしにはそれがとても恐かった

むき出しになった
本音
鋭い言葉
イライラや怒りの感情とともに
こちらに向かって飛んでくる感覚だった

避ければ済むことだが
律儀にしっかりと受け止める
その結果

恐怖
パニック
混乱
ショック

仕方がないね
そこにあるのだもの
無理矢理消そうとしても
消せるもんでもない
じっくり
ゆっくり
眺めていこう
自分の中にあるもの

相手の感情と
自分の感情が結びついて
こんがらがってしまったものたち
ていねいに紐を解いていくしかないね

なにがそんなに恐いのか
なににそんなに反応しているのか

そして
いま恐いからといって
この先も
ずっと恐いわけでもない

新たな出会いがきっとある

とにかく
今はゆっくり休もう

自分に優しくしよう


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