辛いことは立て続けに
家電製品が同じタイミングで壊れることに似て、
悲しいことは立て続けに起こる。
親の病気、配偶者の病気、今年だけで色々なことを経験している。
そのどれもが片付くことなく自分の上に積もって行く。
まだどれも解決していない。
1人で抱え切れる大きさや重さじゃないにも関わらず、こちらの事情なんてお構いなしで降り続く。
こんなはずじゃなかったのに。と何度思ったことだろう
もちろん、そう思っているのは病気になった当人だと思うけど、今年結婚式を迎えて、ハッピー気分だった私はその温度差にやられている。
楽しい時や嬉しい時、順調だなと感じている日々の生活の中にも悲しいことは転がっているし、気が付かないけど細かな嬉しいこともたくさん転がっている。
悲しいことが1つ目に入ると、悲しいことや辛いことが日々の生活の中で飛び込んでくる。
頭の中がしなくてはならないこと、これから起こってしまう可能性があることでいっぱいになる。
起こった事柄に対する捉え方も自ずと変わってしまう。
親や配偶者が亡くなるかもしれない。なんて恥ずかしながら全く考えたこともなかった。
いつかは、当たり前のこと。
いつかは、そうなることは分かっている。
極端な話、自分が明日の朝息をしていないかもしれないし、何かの病気になるかもしれない。
適当に済ませた昼のカップラーメンが最後の食事になる可能性だってある。
ただ、日々の生活の中で、今日が最後かもしれないと思って過ごすことは難しい。
普通の日常生活を送れることに、毎日感謝の気持ちを持つことと同じくらい難しい。
親はすでに抗がん剤治療を、妻はこれからの治療法を12月頭に検討予定になっている。
早く今年が終わって、気持ちのいい新年が始まることを願う。
何もなく、みんなが健康で、死ぬことなんて考えなくてもいいように毎日が過ごせるといいな。
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