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ChatGPTで人造人間カナシバリ

ふと思いついて、ChatGPTさんにこんなお願いをしてみました。
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下記の歌詞をもとにして、3000字程度のショートショートを書いてください。

Hi-NEON歌詞
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そしてChatGPTさんの回答はこちら。
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彼の名前はネオン。彼はHi-NEONと呼ばれる異次元の都市で、暗闇に彩られた生活を送っていた。この特異な都市は常に夜のような雰囲気に包まれ、建物の明かりがネオンの光で踊り、街全体が奇妙な幻想のような光景を演出していた。

彼の日常は生と死が交錯する闇に満ちていた。Hi-NEONの中で彼が呼吸する息遣いも、一瞬の命を絶たれる瞬間も、全てがこの都市の中で闇に閉ざされていた。彼はその暗闇のなかで自分の存在意義を模索していたが、答えはいつも彼には遠く、理解不能だった。

風向きが変わった。彼はそれに気付いていた。都市の裏通りで風が踊り、影が奇妙なリズムで揺れていた。しかし、その変化に対して彼が理解できるものは少なかった。風の向きが変わることで何かが変わるのか、それともただの自然の営みなのか。彼の心には疑問が渦巻いていた。

Hi-NEONの住人たちはみな、何かを知っているような顔をしていた。しかし、彼がその知識に触れることは叶わなかった。知ったかぶりの言葉が彼の耳を刺し、七割を理解しているつもりでも、残る三割の謎が彼を苦しめた。

彼は枯れた花に水をくれと言わんばかりに、この都市の中で自らを求め、探し続けた。しかし、彼はその過程で何度も撃ち抜かれた。枯れた花に水をやりたいと願う心が、都市の不可解な摂理によって痛みに変わっていく。彼の手が花に届く前に、銃弾が彼の身体を貫く。

アフロが震えだした。彼の周りにいる人々は、白眼をむいたままで彼を見つめていた。手を取り合うメタルたちは、彼の痛みを共有し、涙を舐めあっていた。星の売人たちは笑い声を上げ、彼の絶望とも戯れていた。

彼は枯れた花に水をくれと言うけれど、オレはここで撃ち抜かれてるだけ。その言葉が彼の口からこぼれ、都市の暗闇に飲み込まれていく。彼の求める水は、都市の中で枯れた花たちのもとへは届かず、ただ彼の身体を穿ち抜いていくだけだった。

彼の生は闇の中で生まれ、同じく闇の中で死んでいく。風向きが変わり、意味が分からないままに。知ったかぶりの中で苦虫をつぶす彼は、枯れた花に水を与えようとしていた。しかし、オレはここで撃ち抜かれ。枯れた花に水をくれと言うけど、オレはここで撃ち抜かれ。

Hi-NEONの夜は続いていく。彼の物語は星のように輝きながら、闇に包まれていた。都市の中で彼は自らの存在を問い続け、闇の中で奮闘する。果たして彼が辿り着く先には、何が待ち受けているのだろうか。
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ある種の「直訳感」が凄まじいですけど、なんか面白いじゃないですか。とりあえず冒頭の「彼の名前はネオン。」にハートを撃ち抜かれましたよ。

歌詞の中に「ネオン」という言葉は出てこないにもかかわらず、タイトルと歌詞の文脈から「Hi-NEONという街に住むネオンという男が主人公」という設定を作っているところに、並々ならぬセンスを感じます。「ネオン」を人名にするってかなりニクいよなあ。今までまったく考えたこともありませんでしたよ。

このままだとさすがに文章的にアレな部分もありますし、そもそも歌詞の意味を誤解している(白目を剥いているのはアフロ自身であって、周りの人たちではない、とか)部分もありますけど、修正すればなんだか面白い感じになりそうですよね。そんでオレ様がこれにドロッドロした部分を付け足して、それを基にまたChatGPTさんに考えてもらったり、ってキャッチボールを何度か繰り返したら「歌詞の世界観が土台になりつつも、想像もしなかった方向に広がった新しい世界」っていうものが現れそうですよね。

なんかカナシバリが半分生身で半分機械の人造人間になるみたいでカッチョイイじゃないですか。

ちなみに「3000字程度」とお願いしているのに、なんで「873字」しかないのかは不明です。



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