『真・英文法大全』の衝撃

こんにちは。前回「次回は和訳のストラテジーのオリエンテーションです」と書いた記憶がありますが、今日手に入れた本があまりにも衝撃的だったので思わず号外を入れてしまおうかと思いました。

『真・英文法大全』は関正生先生渾身の文法書。発売日からとても楽しみにしていて、本日やっと手に入れることが出来ました。Twitterなどでも話題になっていてさすが関先生、といったところです。

まずは分厚さ。とても分厚いんです。私見ですが、関先生は確固とした英語力に裏打ちされた「英語指導力」がすごく、良い意味で取捨選択も多くなさっている印象がありました。そのスタンスは変わっていないながらもこの分厚さです。期待しながらページをめくりました。

次に読みやすさ。文章がとてもわかりやすく書かれています。文法書って、大学教授が苦心してお書きになっていると思うのですが、ちゃんと書こうとして結構わかりにくくなってるところもあるんですよね。最近の文法書はイラストがついたり文字の強調が入ったりと読みやすくはなったと思いますが、それでもまだ完全理解しようとするときつい。この本に関しては講義を受けているかのように読めるので、関先生が何を言いたいのか入ってきやすいです。普通の文法書のように1単元やると眠くなる、文章追うのがつらいってことはなくて、読みものとしてさらさらと読めるのはそのとおり。(買ったことないんですが、「〜の実況中継」って本ありますよね、あの本もこういう感じなんでしょうか。今度見てみようかな。)私もnoteの原稿を書くときにはできる限り話し言葉に近い形にしようと努力しています。その理由はこういうわけなのです。
ちなみに本自体は結構重たいので、本を読むようにこれを読むのは物理的にはきついですね笑笑

そして取り扱う順番。この順なのか!と衝撃を受けました。そしてpart0までの部分を読んでこの順番にも納得。内容はもちろんのこと、それをどういうふうに理解してもらうかということに焦点を向けているのもいいところ。単に文法事項載っけて解説しただけではないというところでしょうか。

勢いで衝撃的だったところを感想文として書かせていただきました。元スタサプ生ということもあって関先生のやり方に馴染んでいるというのはあると思いますが、そうでなくてもこの魅力には納得できるはずです。受験生のみならず高1,2生、大学生、社会人など、和訳のストラテジーを楽しみにしていただいている方全員に読んでほしい本です。ぐだぐだと書いてしまいましたが、お読みいただきありがとうございます。次回こそ、和訳のストラテジーオリエンテーションです。

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