一生付いて行く【ワナ後日談2】
2020年締めくくりのワナ(前編)
https://note.com/kanariya_kanako/n/n9b483eef2bdb
【ワナ後日談】 (中編)
https://note.com/kanariya_kanako/n/na1187b2b5342
この続きの話です
納車が26日に決まった知らせが 12/24の夕方
そしてうちの保険屋さんに
新しい車の車検証などのコピーが送られたのが12/25
問題は山積みだった
通告はめっちゃ遅かったくせに
何せ車が来るまでが早すぎる(車だけに)
そもそもなんで26日の朝9時にそちらの町を出るというのか
たぶんうちまでは2時間くらいかかるだろう
(たぶん姉の御用納めが25日で
26日から姉が暇なのでそのせいだと思われる)
ちなみにうちには〇日に納車いかがでしょうかの一言すらなかった
決定した項目としてのみ伝えられたのである
つまり、うちはそのわずかな時間で
新しい車への保険の移行や
元の車の廃車のあれこれを
さっさと決めねばならぬ
だが、
そんな悪状況の中でも
うちの保険屋さんは優秀だった
12/25
新しい車の車検証のコピーが
ディーラーから保険屋さんに送られた
そしてすぐに
現行のままの保険の概算と
車の車両保険の入ったコミの概算
そしてその車両保険も2種類の概算
それらをすぐに計算して用意した
そんなのは当たり前だろうと?
彼がすごいのはこれからである
まず、うちには今古い車がある
その所在のあるなしで違ってくる
つまり保険を乗せ換える日にちの打ち合わせである
古い車を何日まで使うのか
そして新しい車を何日から使うのか
または両方使うのか
そしてうちが駐車場を借りている事を知っていたので
その古い車を置く場所があるのかないのか
もしなかった場合には
ディーラーが古い車を持っていかない場合には
それを保管するための場所が必要になり
長期になればなっただけ別の経費(駐車場代)が生まれる
なので、もし、うちの古い車を廃車にする場合の
廃車の費用がかからない業者を調べる
そこまでやっちゃう人なのだ
そう、彼は最近まれにみる程の好青年で
仕事をさせれば本当に頼りになるスゴイ奴だった
今回はそれを再認識させられた
彼がそこまで考えて行動してくれたこともびっくりだったが
26日の午前中までに保険を切り替えるという準備を
数時間でこなし、あらゆる場合を想定して
うちに説明相談した上で即座に処理してくれた
幸い廃車にする予定の車を置く場所はあったのだが
それでもそこまで想定して段取りの相談に乗ってくれるなんて
一体誰が想像できようか
うちの車の廃車の段取りなど
無論、彼には一銭の利益など生まない
「というわけで、お任せください。カナコ様」
うんうんうん。任せちゃう任せちゃう
わずか1本の電話のたった数十分でそこまで段取りしてくれた
そんな彼を捨てる理由などない!
むしろ、おい、ディーラーのやつ
爪のアカでも煎じて飲めぇ!!!
と思うのである
たぶん保険屋さんは一生変えない
と、心に決めた日だった
おしまい
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