きりたんぽが売っていない?!〜ないものは、作ればいい〜
突然ですが、私はきりたんぽが大好きです。
きりたんぽの名産地と言えば秋田県ですが、私自身秋田に縁もゆかりもない人間です。
初めてきりたんぽと出会ったのは、小学生ぐらいの頃。
お母さんがお鍋に入れたのがきっかけで、そこからはもうお鍋にきりたんぽがないとお鍋じゃない!と思うぐらい、きりたんぽが大好きです。
先日、実家に帰りお母さんから
「今日の夜ご飯何食べたい?」
と聞かれて、
「キムチ鍋。きりたんぽも入れたい!。」
とリクエストしました。
ですが冷蔵庫の中にはきりたんぽがなく、私が買い出しに出かけることにしました。
近場のスーパーに行き、きりたんぽが置いてありそうなところを回ってみたものの、きりたんぽには出会えません。
同じところを3周も4周もしたけど見つからず、流石に店員さんに声をかけました。
「あの〜、きりたんぽってあります?」
「あ〜きりたんぽ。もう仕入れてないんですよ。」
がーーん。
そう、私の地域は冬しかきりたんぽ置いていないんです。
春や秋の肌寒い時に、鍋しよう!と思いたっても、きりたんぽ置いていないんです。
もうショックで、帰りの車では道中5分ぐらいなのに、次のお店に行くべきか?いやでもなかったらどうしよう、もっと大きなスーパーに行くべきか?え?それってどこ?
と、頭の中でぐるぐる考えていたらあっという間に5分が経ち、家に着いてしまいました。
「お母さん、きりたんぽなかったよ〜〜。泣」
「あら。残念ね〜」←軽い。笑
そしてお父さんが追い討ちをかけるかのように、
「もうこの時期置いてないもんな〜。」と。
これはもう作るしかない!
ないものは作ればいい!
そう思い立って、「きりたんぽ 作り方」で検索しました。
思ったよりも簡単。しかも道具も家にあるし、作れるのではないか?!
いやでも、こんなに簡単だし逆に怪しい。これできりたんぽになる訳がない。
と葛藤はしましたが、お母さんが
「ま、暇だしやってみる?」
と言って、急遽きりたんぽ作りが始まりました。
ものの15分程度で終了。
そしていよいよお鍋投入の時。
お味の方は、、、
なんとびっくりめちゃうま!!!
もはやこれは、売っているきりたんぽを上回るぐらいのおいしさでした。
実際には味付けは何もしていないのでお米本来のおいしさなのですが、もちっと感が増し、程よく柔らかくて、煮崩れもしない。味もちゃんと染みていて、お母さんお父さんも大絶賛!!
「これからのきりたんぽは手作りやな!」
ということになりました。
こういう時に思うのですが、ないから諦めるのではなく、ないからこそ作ってみる!自分の好きなものだから諦めない!
これってなんだか人生にもよく似ていますね。
今回はきりたんぽへの熱い思いが、さらに美味しいきりたんぽへの出会いとなりました。
きりたんぽから色々と学べたような気がします。←大袈裟。笑
とにかく、これでいつでもお鍋ができるので、これからもきりたんぽ作り頑張っていきます!!
願わくば、秋田のきりたんぽ食べてみたい。
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